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山形市福祉のまちづくり活動委員会

駅周辺美化活動の様子

 平成21年7月14日(火)午後4時30分から、約1時間、山形駅周辺で美化活動が行われました。
 山形市福祉のまちづくり活動委員会と山形市立第3中学校(以下3中)が共同で活動を行っています。自分たちの住むまちは自分たちの手できれいにしていくことを目的とした取り組みです。
 当日は、山形市立第3中学校の生徒約200名、山形県バイコロジーをすすめる会、山形市社会福祉協議会、そして障がい者施設の皆さんなどが集まりました。

 

 参加者が3中に集合して、生徒の代表から今回の活動の概要や注意点の説明がありました。また、福祉のまちづくり委員会の委員長である鈴木幸子さんからご挨拶があり、この活動の意義や会の説明などがありました。

   

  今回の活動は、3つの班に分かれて行われました。
まず一つ目は、
・山形県バイコロジーをすすめる会の皆さんと一緒に歩道に駐車している自転車の整理をし、啓発活動を行う「自転車片付け隊」班。

 駅周辺の歩道には点字ブロックが設置されていますが、点字ブロック上に自転車が違法に駐車してあると、点字ブロックをたどって歩いている方や車いすの方も迷惑するため、片付けを行います。

 3中を出発して山交ビルまで歩き、
自転車片付けの上り旗を持って、きちんと駐車してもらえるよう、啓発活動を行うことが目的です。市民の皆さんに啓発用のチラシのついたティッシュを配りました。
 駅周辺は、昔よりもきちんと駐車されるようになったそうですが、せまい歩道では車いすの方が通りにくいと私も感じました。生徒の皆さんも意識を向けるきっかけになったようです。

 

二つ目は、歩道のごみひろいをする班。
・ゴミ袋を持って駅周辺の道路に落ちているたばこの吸い殻やその他のゴミを回収します。日頃、歩道のゴミは目立ちませんが、改めて見るとたばこの吸い殻や紙くずなどが落ちていました。

 三つ目は、
歩道についたガムを取り除く班。
駅周辺はまだ整備されて数年ですが、歩道上には捨てたガムの跡が無数についています。それらを剥がし、元のきれいな歩道に戻します。


歩道上には、たくさんの黒い跡が。
すべてガムの跡です。特にひどかったのは、駅の東口から続く地下道。無数の黒い点がありました。
丁寧に時間をかけ、ヘラで剥がしていきます。

   

  平成19年からガム剥がし専用の洗剤(オレンジ)を山形市道路維持課から提供していただいているそうです。前よりもスムーズに剥がすことができるようになったそう!様々な所からご協力いただいています。

 山形市福祉のまちづくり委員会が発足したのは、平成15年。以前から活動を行っていた「山形市福祉のまちづくり啓蒙事業委員会」と「山形市バリアフリー推進チーム」のメンバーが元になり委員会ができました。現在の会員は18名。山形市生活福祉課の方、バリアフリー推進チーム、障がい者施設のスタッフ、バイコロジーをすすめる会など、障がい者自身や高齢者の者の皆さんで構成されています。 
 活動内容は、主に山形市のバリアフリーガイドマップの作成。山形市が持つバリアフリー施設の建物の情報や、各障がい者支援施設や事業所に行ったアンケート調査結果と共に、バリアフリーガイドマップをまとめています。ゆくゆくは市外にも同じようなマップを作成してきたいそうです。他にも学校向けにバリアフリーについての出張講座を開催したり、障がい者の方と町の中を歩いて危険箇所を確認するツアーを行っていたりと、バリアフリーの大切さを説くだけでなく、市民にも自発的に行動してもらうよう啓発活動に努めています。
 
 福祉のまちづくり委員会と山形市立第3中学校はこれまでも共同で活動を行ってきました。3中では、生徒達に、登録制のボランティアを募っており、自らの意思でボランティアに登録し活動をしてもらっているそうです。
 ボランティア活動担当の先生は、「今回行った活動は小さなことかもしれないが、市民の方や地域の方が見ていて、3中でこんな活動しているならゴミは捨てられないと感じるでしょうし、また、3中生にも自分たちの通う街をきれいにしようという意識をもってもらうことが大切だと感じています」とお話してくださいました。3中では全校生徒の約600人のうち、約400人がボランティア登録しているそうです。
 

 「バリアフリー」と聞くと、階段にスロープを設置したり、障がい者の方のためのトイレを設置したり、ハードの面での「バリアフリー」を思い浮かべる方が多いと思います。障がい者の方も健常者の方も生活しやすい街にすることが「バリアフリー」です。ハードの面のバリアフリーだけでなく、制度面・心理的・社会的な面など、様々な所でバリアフリーが進められています。
 その中でもソフトの面の「バリアフリー」に重点をおいて山形市福祉のまちづくり委員会は活動しています。歩道に段差があっても、道に自転車があっても、近くにいる人が・地域の人が困っている人に手を差し伸べてあげられることがソフト面でのバリアフリーだと考えているそうです。困っていることがあったら、手と手を取り合って助けようという意識が生まれる啓発活動を推進していると事務局の高橋真理子さんはおっしゃっていました。

 
 また、今年から、活動の1週間前に、周辺のスーパーやホテル、霞城セントラルビル、周辺の駐在所などを回り、開催概要を書いたチラシを配ったそうです。地域の皆さんにこの活動を知ってもらうためだそうです。「この活動は地域に根差した活動であり、地域の皆さんの理解・協力があってこそ。予算が多くあるわけではなく、様々な方々から協力していただいて成り立っている活動なので、今後活動を継続していくためにも、地域の方への広報活動に力を入れました。」と、委員長の鈴木幸子さんはお話してくださいました。 
 地域の方々が受け身になる支援ではなく、地域の方々も一緒に参加してもらい、理解してもらうことが市民活動では大切なのだと私も改めて学ばせていただきました。ご協力ありがとうございました。