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よみがえりのレシピ大収穫祭「やまがた在来作物サミット」が開催されました!

映画「よみがえりのレシピ」製作委員会

 やまがたの在来作物とその種を受けつぎ守る人々を描いたドキュメンタリー映画、「よみがえりのレシピ」が、2011年11月5日よりいよいよ公開されます。山形出身の映画監督 渡辺智史監督を中心に、生産者の方、食や農に関わる方、市民プロデューサーの皆さんが協力し製作された映画です。
 上映に先立ち、映画のテーマである“在来作物”を改めて多くの方に知ってもらおうと「よみがえりのレシピ『やまがた在来作物サミット』」が開催されました。公開の前夜祭の意味も込められたこのサミットには、市民の方の他、生産者の方、食育に関わる方、調理科の高校生、製作に関わった方など、約70名の皆さんが会場に集まりました。

 

 

 会場となった旧山形市立第1小学校山形まなび館では、トークショーの他に在来作物の産直や東海林晴哉氏写真展「在来作物の世界」なども開催され、大賑わいでした。

 サミットでは、在来作物の研究者・江頭宏昌山形大学准教授、アル・ケッチァーノの奥田政行シェフをはじめ、在来作物を生産されている方々をお招きし、司会の古池常泰アナウンサー進行のもとでトークショーが行われました。

 

 在来作物の宝庫と言われている山形県。“在来作物”とは、「ある地域で世代を超えて栽培者自身で種の保存をしている作物」のこと。庄内地方のだだちゃ豆、山形市の赤根ほうれんそう、最上地方の蕪、米沢の雪菜など、現在150種類以上の在来作物があるそうですが、高度経済成長時代以来の大量生産、大量消費、農家の後継者問題などの社会状況により種の保存が危ぶまれているそうです。

 在来作物を研究している江頭准教授が、在来作物は、世代を超えて、味・香り・手触り・栽培方法・調理方法を現在に伝える「生きた文化財」であり、一品種を守り伝えていくだけでなく、同時に物語も継承し、その地域に伝わる風土・文化を保存していくことが大切とお話されました。在来作物を通して、地域社会の絆や世代間のつながりの強化、また地域振興資源としての活用など、様々な波及効果が期待されているそうです。

   下の写真は、会場の皆さんにふるまわれた在来作物を使った料理。在来作物は苦い・辛いなどの個性的な味や匂いを持っている場合が多いのですが、野菜の性質、特徴を見極めて調理を行うことで、その特徴を活かした美味しい料理ができるとアル・ケッチァーノ奥田シェフは話されました。

「平田赤ねぎとはたはた(左)」

「藤沢カブと豚バラのグリル(右)」

 

甚五右ヱ門芋の芋煮と新米つや姫」

 



 甚五右ヱ門芋を生産する佐藤春樹さん、雪菜を生産する吉田昭市さんや野菜ソムリエの山口美香さんからは、生産している在来作物や現在の栽培現状の紹介、今後どのように作物を保存していくかなどのお話がありました。
 参加された皆さんは、生産者の方、江頭准教授や奥田シェフの山形の在来作物の魅力を再認識できるお話に関心を寄せながら、ふるまわれた在来作物料理の味覚を楽しんでいました。

 代表を務める岡田まさえさんは、「映画を通して『食は命なり』ということを日本中に、そして世界にも発信していきたいと思っています。市民プロデューサーの皆さんに支えられて完成した映画です。山形県民が皆で製作した映画だと誇りを持って見ていただきたいです」と挨拶されました。

 
 『映画「よみがえりのレシピ」』は、フォーラム山形で11月5日から11月18日まで2週間公開されます。ぜひ劇場に足をお運びください!詳しい上映情報は、公式サイトをチェックしてください!
 
■映画「よみがえりのレシピ」公式サイト
http://www.y-recipe.net/