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山形ユニヴァーサル・デザイン研究会
 

できる限り多くの人々に利用可能なように最初から意図して、機器、建築、身の回りの生活空間、社会の仕組みなどをデザインすることを『ユニバーサルデザイン』と言います。年齢や性別、国籍や身体能力にかかわらず、だれもが利用しやすいように配慮する社会づくりが必要とされています。
 
「山形ユニヴァーサル・デザイン研究会(以下ユニ研)」では、年齢、職業、性別、障害の有無にかかわらず、ユニバーサルデザインについて考え、広め、実行することを目指し活動しています。シンポジウムや話しあいの場の提供、地域づくりの提案や手伝い、まちあるき調査や研究、情報の収集や発信などを実施しています。今後の高齢化社会を前にして、自分たちが暮らしやすい社会を市民の手で考えていこうと、1999年4月に設立されました。
 
平成24年5月22日火曜日18時30分から、山形市男女共同参画センターファーラにおいて開催されたユニヴァーサル・デザイン研究会 研修会の様子をご紹介します。

 今回の研修会の話題提供者は、山形市まちづくり推進部都市政策課 都市計画係長 丹野俊郎さん。山形市の都市計画に、ユニバーサルデザインはどのように活かされているかというテーマでお話されました。

 丹野さんのお話によると、山形市の人口は現在減少傾向にあり、今後25万人以下に減少すると見込まれていることから、これまでの公害居住地を拡大する都市計画では、公共交通維持、福祉移動などが課題となるそうです。山形市では、これまでの拡大型のまちづくりから集約型のまちづくりへの取組方針を掲げていることや、他都市の集約型コンパクトシティの成功例なども紹介されました。



 丹野さんと参加者の皆さんとのディスカッションでは、
・市全体の交通量に合わせた道路拡充の必要性
・現在の主要道路沿線における地域活性化の方法
・若く健康な人以外の高齢者や障がいのある人、妊婦の方など、誰でも歩行しやすい道路設備の配慮 
などの意見が出されました。また、「まちづくりや都市計画に関して市民も検討することができるよう、わかりやすく方針を打ち出してほしい」という要望も聞かれました。最後に、「声が出せない弱者もいる。高齢者、妊婦の方、子どもたちなど様々な立場の多くの方の意見をひろい、都市計画に活かしてほしい」と代表の結城さんがお話されました。

 

ユニバーサルとは“すべての人にとっての”という意味で、ユニ研には、健常者や障がいのある人、行政の方など様々な立場の人が参加しています。行政に所属するメンバーの方が、研修会などの場で出た課題点を実際の施策で実践した例や、ユニ研で研鑽を積み新たな活動を行っている方もおり、ここで学んだことを社会還元し活かしていくことができればと、結城さんは強く感じているそうです。
「ユニ研は、いろいろな立場の国と県と市のそれぞれの担当者が参加し、また障害のある人や健常者、一般市民も一緒に意見交換することができる場になっています。様々な立場の方に関わっていただき、性別や立場、障がいの有無のバリアをとり、他人の意見を理解するということを知ってもらえれば嬉しい」と結城さんはお話されました。
 
高齢化先進国である日本では、現在(2011年10月)、65歳以上の高齢者が全人口の23.3%と過去最高の高齢化率となり、2014年には25%を超えると推定されています。これに身体機能の低下している50歳以上の団塊の世代や自立している障がい者を加えると、現在でも全人口の約40%が何らかの身体的な不便さを感じて生活していると言われているそうです。「自分の手で社会を良くしたい、何かを変えたい」と思っている方、ぜひユニバーサルデザインについて一緒に考え行動してみませんか。
 
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■山形ユニヴァーサル・デザイン研究会
代表 結城玲子 さん
Email:yuki@toilet.co.jp

山形県HP「山形ユニバーサルデザイン情報マップ おでかけらくらく情報」