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「森づくりボランティア実践講座」開催しました!

山形県森林インストラクター会

 山形県森林インストラクター会は、森林文化の普及と会員の資質の向上を図り、一般市民の森林・林業に対する理解と森づくり活動への参加を促進することを目的として活動しています。

 「森林インストラクター」は、全国で活動を行なっており、森林を利用する皆さんに対して、森林や林業に関する適切な知識を伝えると共に、森林ガイド、バードウォッチング、自然教育といった野外活動の指導をしています。

 今回は、9月15日に行われた、「森林ボランティア実践講座」の様子をお伝えします。この講座は、「山形県みどり環境公募事業」の助成を受けて実施され、林業に関わる方を対象にして、森づくりに必要な森林の基礎知識について理解を深めるとともに、森づくりに必要な技術や安全対策を取得することを目的として開催されました。当日参加したのは、森づくり活動を行なっている方など12名です。

 

 

 初めに、森林所有者の伊藤さんからスギ人工林の説明をしていただきました。伊藤さんは話の中で、「スギ林を木材として育てるのではなく、次々と継承して100年以上育てていきたい。」とお話されていました。

 次に、スギの枝打ちと間伐の体験をしました。枝打ちをする際、高い場所は梯子を使いますが、それでも届かないところは、木に登って高い場所から低い場所というようにして、実際に伊藤さんから、枝打ちの様子を見せていただきました。その後、皆さんも枝打ちに挑戦していましたが、普段から林業に携わっている方が多いということもあり、慣れた手つきで枝打ちを行い、あっという間にスギの林がきれいになっていきました。

 

 枝打ちの後は、実際に間伐を体験しました。「間伐」とは、森林の手入れの仕方の一つで、木の成長に伴って混みすぎた林の立て木を一部抜き伐採することです。初めに伊藤さんが間伐の手順と注意点を教えてくださいました。まず、切り倒す方向を決めてその方向に倒れるように木に“受け”という切り込みを入れておき、反対側から受けの3分の2くらいの高さの部分を切ると、安全に目標とする方向に木が倒れ、切り株が綺麗にできるということで実演していただきました。参加者の皆さんは枝打ちをしたのこぎりで手順に従い、間伐体験をしていました。

 
 
  そして、間伐した切り株を見て、年輪の白い部分と黒い部分では成長の時期が異なるということ、木の一番外側にある形成層という部分が細胞分裂をして、木が太くなっていくということを説明していただきました。

 


 「今回の講座では2回に渡りスギ人工林の育て方と、広葉樹の保護・利用法について指導しています。また、森づくりに関わる人は伐採時の事故が多いので、再度安全を確認するという意味でも正しい理解が必要です。」とおっしゃっていたのは、山形県森林インストラクター会の会長を務める鈴木さん。お話の最後に、「話を聞いても、実際に作業をしなければわからないこともあるので、このような体験実習を行い、森づくりを広めていきたい」と今後の活動に対する思いをお話していました。

  山形県森林インストラクター会は他にも、幼稚園や小学校で昆虫調査や植樹活動などを通して、子供たちが森の中で遊ぶ楽しさや、森の大切さを伝える活動をしています。また、「美しいやまがた森林活動支援センター」と連携し、“中津川森と暮らしの学校”で農作業や森林整備なども行なっているそうです。毎年2月には、年間事業の報告会もあるということで、これからも山形県の森林を守り、残していくために活動を続けてほしいと思います。

■山形県森林インストラクター会
村山市楯岡中町2-28 TEL:023-642-2978
リンク:全国森林インストラクター会ホームページ http://www.shinrin-instructor.org/