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「視覚障がい者へのサポーター養成講座」が開催されました!

特定非営利活動法人 障がい者情報支援ネットワーク・あいむネット


平成24年11月15日(木)、特定非営利活動法人 障がい者情報支援ネットワーク・あいむネット(以下、あいむネット)による「視覚障がい者へのサポーター養成講座」が、山形市男女共同参画センターファーラを会場に開催されました。今回の事業は、平成24年度山形市コミュニティファンド公開プレゼンテーションの補助を受けています。



あいむネットは、身体に障がいを持つ人々に対して、いきいきと心豊かに生きるための生活の質の向上に必要な情報を収集し発信することを目指し、自立した生活をサポートするための提案や、その環境をつくるための様々な情報支援の活動を行い、健常者と隔てのない社会環境を作ることに寄与するために活動しています。これまで、当事者の方々のサークルを作るお手伝いや、サポートを行っている人々への情報提供などをしてきました。

 あいむネットがこの活動を始めたきっかけは、理事長の峯岸さんが、仕事上で視覚障がいの方と接する機会が多く、話を聞けば聞くほど、視覚障がいに対する市民の方の認識の低さや、視覚障がいの方に対する情報の無さを目の当たりにし、当事者の方にもっとたくさんの情報を伝えなければいけないと思ったからだそうです。「情報があると人の輪も広がる。人の輪が広がると情報も広がる」という想いで、様々な情報が当事者のもとに届くお手伝いをしたいと話してくださいました。

 近年、様々な要因で、視覚に障がいを持つ方が増えているそうです。今回の事業は、そのような方々に接する際に、生活の様々な場面で具体的にどのようなサポートを行えばいいか等、視覚障がいに関する基本的なことを多くの方々に知っていただき、適切なサポートを実践していただく方を増やしていくことを目的に開催したそうです。

 全2回の講座の1回目となる今回は、基礎編と題して、「視覚障がいとは何か」「視覚障がい者の見え方」「視覚障がい者の現状について」「視覚障がい者との接し方」「サポートのための福祉機器」などについて学ぶ内容で、あいむネット理事長の峯岸さんがお話されました。



 参加されたのは、民生員、福祉協力員、社協の方、ヘルパーさん、民間の介護事業所の方、タクシー会社の方など、30名以上の方々です。参加されたみなさんは、現場で視覚障がいを持った方と接する機会の多い方々ということもあり、熱心にメモを取りながら説明に聞き入っていました。

峯岸さんのお話によると、「街に慣れる、街が慣れる」という考え方があるそうです。これは、「障がいを持った方が積極的に街に出ることで、街の様子や雰囲気に慣れ、また、街の人も障がいを持った方に触れる機会が増えることで、障がいを持った方に慣れていき、街に住む人々の意識も含め、障がいを持った方がいることを当然の前提とした社会に変わっていく」ということだそうです。



例えば、白杖を持って歩いていらっしゃる方を見ると、「気軽に声をかけていいのだろうか?迷惑しないだろうか?」と考えてしまう方も多いかもしれません。決してそんなことはなく、声をかけられたら嬉しいと思われる方が多いそうです。そして、声のかけ方も工夫が必要です。例えば、誰でも背中の方からいきなり声をかけられるとビックリすると思います。健常の方でもビックリするのに、不自由な方ならなおさらです。また、せっかく説明をしていただいても、「それ」や「あれ」と指示語で説明されてもよくわからないので、例えば、「この先、約50メートル行った左手にトイレがあります」などと、具体的な説明をして、イメージできる工夫も必要だそうです。言われてみると当たり前ですが、意外と気付かないところです。相手の気持ちになって接することで、もっと気持ち良く社会生活を送ることができるのかもしれませんね。

 講座終了後には、「実は知らないことがたくさんあった」「今までは視覚の障がいを持った方というくくりでしか見てなかったが、そうではなかった」「全盲の方だけイメージしていたが、弱視の方など様々いらっしゃると知った」「次回の実践編もぜひ参加したい」など、様々な声が聞かれました。私も、視覚障がいについて知らないことや、誤解していることが多いと感じました。

 このような学びの機会や、あいむネットによる様々な取組みによって、視覚障がいに対する誤解や思い込みが少しでも解消され、障がいがあってもなくても、誰もが助け合いながら、健康で快適に暮らせる社会になればと思います。峯岸さんは、「現在、あいむネットの活動は、視覚の障がいを持った方を対象とした内容に限定したものになっていますが、将来的には、視覚以外の部分で不自由な方も対象にしていきたいと思っています」と力強く語ってくださいました。

 第二回目の「スキルアップ編」は、平成25年1月24日(木)に開催されます。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。



■会場には、様々な福祉機器が並べられており、自由に触れることができました。


拡大読書器 拡大読書器
 
血圧計(左)と呼び出し機器(右)
 
   
まな板 オセロ



■団体連絡先
特定非営利活動法人 障がい者情報支援ネットワーク・あいむネット
理事長 峯岸敦さん
ご連絡は、FAX(023−645−6009)でお願いします。
FAXの無い方は、
峯岸さん携帯電話(080−1825−8911)まで