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講演会「成年後見の現状と今後の課題 
NPO市民後見人の社会的価値−その実践活動を通じて−」を開催しました

特定非営利活動法人 やまがた市民後見サポートセンター

 「特定非営利活動法人やまがた市民後見サポートセンター」は、市民後見人を目指す有志で結成したNPO法人です。山形大学・東京大学・筑波大学の3大学で共同開催した市民後見人養成講座を受講し、修了したメンバー約30名で活動しています。山形県全域を対象として、成年後見制度への理解と普及・啓蒙活動を行うとともに、市民の立場で相談や支援事業を行っています。
 
 「成年後見制度」とは、認知症,知的障がい,精神障がいなどによって物事を判断する能力が十分ではない方を法律的に保護、支援する制度で、平成12年に導入されました。この制度を利用することにより、裁判所が認めた後見人等が高齢者の介護サービスの利用契約を行ったり、適切に財産の管理を行ったりすることができます。
 これまで後見人は、親族の他に弁護士や司法書士・社会福祉士などの専門家が役割を担ってきました。しかし、急速に進む高齢化などにより認知症高齢者数が増加したことなどから、専門職後見人以外の“市民後見人”を中心とした市民による支援体制を構築することが急務とされています。


 
 平成25年1月20日(日)、成年後見制度の内容を広く一般市民の皆さんに理解していただこうと、市民後見人の取り組みを先駆的に進めた和久井良一さん(さわやか福祉財団理事)をお招きし、成年後見の現状と今後の課題についての講演会「NPO市民後見人の社会的価値-その実践活動を通じて-」を開催しました
(※この事業は平成24年度山形市コミュニティファンド公開プレゼンテーション補助事業に採択され実施されました。)
   
 

 参加者は105名にものぼり、市民の皆さんの関心の高さが現れています。
 まず、やまがた市民後見サポートセンター理事長近藤寛治さんが、ご挨拶とともに高齢化社会のなかで市民後見人が必要とされている状況や当市民後見サポートセンターが設立された経緯などをお話しました。
 その後講演に入りました。
   




 講師の和久井先生のお話によりますと、市民後見人も専門職後見人も、人々が安心安全に暮らし続け、尊厳ある生き方ができるようにする責任があることは同じであり、その人の人生をあずかるということ、成年後見において、「本人の意思を大切にし、最後までご本人の生活のために財産を使う」、「ご本人の生き方を尊重しその方にあった生活のあり方をサポートする」ことが重要であるそうです。また、尊厳ある生活をささえるためには3つの安心が必要と訴え、「心・生活の安心は地域の支え合い、体の安心は医療・介護サービス、判断の安心は成年後見が必要」とお話されました。


 参加者の皆さんから「市民後見人という言葉を聞いたことがなかったがどんな仕組みかが理解できた」、「市民後見人とは何か疑問が多かったが参加しよく分かった」などの感想をいただいたそうです。今回は多くの方々に市民後見人について知っていただくことができよかったと副理事長の金田さんは話していました。


 

 「 私たちのセンターでは、“どこに相談をしたらいいのかわからない”、“相続について不安がある”などの声にお応えしています。将来の財産管理や法律的な支援に不安を抱えている方の『なんでも相談窓口』のようなイメージです。気軽に相談してください」と金田さんは話していました。



 今後、正確な知識を身につけること、様々な相談に応じる受け皿を増やすこと、関わってくださる人材の育成等を中心とし、組織の強化に力を入れるとお聞きしました。キャリアを積んでこられたシニアの方にも積極的に参加していただきたいとのこと。又、成年後見に関わる専門の方々を講師としてお招しての、会員研修講座も今後継続して開催していくということでした。
 地域に住む高齢者や障がいのある方などに対し、“ご本人の尊厳ある生き方を第一として、将来まで安心して暮らせるようにサポート活動をする” やまがた市民後見サポートセンターの皆さんの活躍が期待されます。
 
 ■問合せ
 NPO法人 やまがた市民後見サポートセンター 
 山形市城西町1丁目7-19山形県NPO支援センター2階
 TEL/FAX:023-645-6040