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トップ  >  山形音楽療法研究会(「第32回公開研修会」2014年1月17日更新)

山形音楽療法研究会

第32回公開研修会の様子

山形音楽療法研究会は、研修会の開催や研究活動を通して、音楽療法に関心のある方が音楽療法への理解を深めること、そして音楽療法の普及啓発や発展を図ることを目的に活動しています。活動開始は平成15年。年2回の研修会や、2か月に1度の定例会を開催するなど、約40名の会員が活動しています。

 

平成25年11月10日(日)に研修会が開催されるとのことで、山形県立保健医療大学におじゃましました。

 

今回の研修会は、京都大学大学院教授で作業療法士の山根寛氏を講師にお招きし「医療における音楽療法のあり方−作業療法と音楽−」というテーマで行われました。お昼をまたいで合計3時間の研修会とのことでしたが、今回の取材では、一般公開された午前の部「ひとと音・音楽 〜療法としての音楽の活用〜」だけ聴講させていただきました。あいにくの大雨でしたが、介護や看護等に関わっている約60名の方が参加されていました。

 

司会・進行は会員の高橋智子さん 会長の八木忍さんがご挨拶

 

 

山根先生の講義は、人にとって音楽とは何か、私たちの生活に音楽がどのように関わっているのか、音楽療法の治療への利用など、これから音楽療法に関わっていく初心者の方にもわかりやすい講演内容でした。子守唄や民謡、行進曲など、実際の歌や映像を交えながらの講義で、参加者のみなさんは、すぐに実践できる事例を学んでいました。

 

研修会の様子

 

 

山根先生の午前の講演終了後、代表の八木さんにお話をうかがいました。「県内外の先生をお呼びして、今回のような研修会を今後も開いて、音楽療法についてもっといろんな方に知ってもらいたいと思っている。もちろん、音楽を聞くだけでは病気は治らないが、病気の方が、音楽療法によって、痛みが減ったり、よく眠れたり、つまり、鎮痛剤や睡眠薬の量が減ったり、よく食べることができたり、少なくとも前向きに心穏やかに治療を進められるような状態になる事例が報告されている」と八木さんは話してくださいました。

 

そして、山形音楽療法研究会で活動していく上でのやりがいについてもお聞きすると、「今まで手足をまったく動かせなかった、動かそうとしなかった重症心身障害児(者)の方々が、楽器を使った音楽療法のセッションで自分からその楽器に触れて音を出そうと手足を動かそうとする事例をいくつも見て、音楽・音楽療法の効果・奥深さを再認識する。そういう時が、何よりやりがいというか、この研究会の活動の意義を感じる時なのかな」とお話しくださいました。苦労については、「女性が多い会なので、すごく温かい雰囲気であっていいなと思うと同時に多少難しさもあるかな」と冗談交じりに話していました。

 

研修会のテキスト

 

 

今後の活動についてお聞きすると、「作業療法士や音楽療法士の方だけでなく、医療や介護を志す学生さんたちや、一般の方にも、このような研修会にもぜひ参加していただき、音楽や音楽療法のよさ・奥深さについてもっと知ってもらいたいと思っている。音楽を通じて人々を喜ばせることができる姿勢は、みんなに通じることだと思うから」と、八木さんは話してくださいました。

 

今回の研修会は、音楽と音楽療法の奥深さを感じるひと時になりました。詳しく知りたい方や興味のある方は、ぜひ今度参加してみてください。


<問い合わせ先>

山形音楽療法研究会
代表 八木 忍
事務局:999-3514 山形県西村山郡河北町谷地ひな市1丁目3−7
電話 :090-4880-3666
メール:syagi1947*amail.plala.or.jp  (*を@に直してください)