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トップ  >  山形親業の会(「親業茶話会」2014年3月27日更新)
親業茶話会
「新しい場所ってワクワクしませんか?〜親業のココロを学ぶ会〜」
が開催されました。

山形親業の会


  平成26年3月15日、山形市男女共同参画センター・ファーラの研修室1にて、親業茶話会「新しい場所ってワクワクしませんか?〜親業のココロを学ぶ会〜」が開催されました。




  「親業」とは親子のコミュニケーションスキルを学ぶもので、子どもに、親がどう接すればいいのかを具体的に体験しながら、人と人とのコミュニケーションを学ぶプログラムのことです。アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士が開発したコミュニケーションプログラムを原型としていることから、「ゴードン・メソッド」とも言われています。現在では「教師学」「看護ふれあい学」「ユース・コミュニケーション」など、人間関係に共通するあらゆる領域に広がりを見せています。

  山形親業の会代表の鈴木洋子さんは、ご自身が子どもの不登校に悩んでいた時に親業トレーニングを受講したことで、お子さんとの関係が劇的によくなったという実体験をお持ちの方です。この経験から平成10年に親業訓練インストラクターの資格を取得し、現在まで不登校・引きこもりなどの子育てで悩んでいる方をはじめ、様々な人間関係で悩んでいる方々に親業に基づくコミュニケーションスキルを伝えています。また、親業訓練インストラクターの他に、産業カウンセラーとしての一面もお持ちです。




 私が今回取材にお伺いしたのは「親業茶話会」で、親業ワンポイントアドバイスとお茶菓子付きのフリートークの会です。3ヶ月に1回(3・6・9・12月)で定期的に開催されています。今回は3月ということもあり、自己紹介がテーマでした。




  前半のプログラムは、今日ここに集まったことを大事にしようという言葉のあと、簡単なワークシートを用いてのトレーニングから始まりました。ワークシートは、普段あまり考えることのない「わたし」についてみつめるものでした。

  親業では、親子間で良好な関係性を築くためには、親が子どもに対して情報提供をすることも必要であるとしています。親業ではこれを「わたしメッセージ」と呼んでいます。

  例えば、お父さんが新聞を読んでいる時、自分をかまって欲しいと子どもが割り込んできたとして、その時に「うるさい」と言うのか、それとも「お父さんは新聞が読みたい」と言うのかでは、受け手の認識が全く異なるものになります。この様にして、主語を「あなた」で話すばかりではなく、「わたし」で話すことも他者とのコミュニケーションを取る上では大切であるとされており、ワークシートは、この「わたしメッセージ」をトレーニングするためのものでした。自己紹介もワークシートを基に「わたしメッセージ」で発信すればいいとアドバイスがありました。



この他にも、
「子どもは相手にされないと、叩いたり、暴れたりすることで親の注意を引こうとする」
「親は子どもとは別の存在。子どもの人生は親の人生ではなくて、子ども自身の人生」
「子どもが1才成長する毎に10cm距離を取る」
などのワンポイントアドバイスに、参加された方々は自然と頷いていました。


  後半はお茶菓子をつまみながらのフリートークの時間で、普段子育てで感じていることや悩みなどを自由に語り合いました。終始和やかな雰囲気で会は進み、時折、鈴木さんからの的確なアドバイスもあり、参加された方の表情が、終わる頃にはスッキリとしていたのがとても印象的でした。



  鈴木さんは、最近、子どもに関する様々な事件が起きていることにも触れ、「当時の私と同じような悩みを抱えている人は他にもいると思います。まずはぜひ一度、気軽に問い合わせて欲しいです」とおっしゃっていました。



  山形親業の会では、今回ご紹介した「親業茶話会」の他にも、理論と体験学習を通して実践力を身に付けることを目的とした「親業トレーニング講座」、そして出前講座も受け付けています。親子や家族の関係はもちろん、何かしらの人間関係を良好なものにしたいと思い悩んでいる方、または研修等を計画されている団体・法人の方は、直接連絡を取っていただくか、市民活動支援センターまでお問合せください。

お問合せ先
山形親業の会
(来年度より「おやコミ研究所」に名称を変更する予定とのことです)


(2014年3月取材・記事/花屋)