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トップ  >  認定特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭(「第5回子どもの映画教室」2014年4月3日更新)

第5回山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー〈子どもの映画教室〉
「描いてみよう、映してみよう、動かしてみよう」」が開催されました!


認定特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭


  認定特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭は、この世界の「今」をとらえたドキュメンタリー映画や貴重な映像を世界中から収集し、映画祭という共有空間を生み出すことによって、映画文化の発展と国際交流の場を創出すること、そして同時に映画作家などの作り手を支援することを目的に活動しています。
 2年に1度開催される国際的な映画祭「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の運営事務局をしていることはご存知のとおりですが、他にも映像に関わるたくさんの取組みやイベントを行っています。


 
  今回、小中学生を対象にした体験イベント「子どもの映画教室『描いてみよう、映してみよう、動かしてみよう』」が開催されるとのことで、会場となる山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーにおじゃましましたので、その様子をご紹介します。
 このライブラリーは、山形ビッグウィングの3階にあり、映画祭のインターナショナル・コンペティション部門に応募された作品をはじめとするドキュメンタリー映画の秀作を、誰でも気軽に鑑賞できるように設置された場所です。また、次世代に引き継ぐ貴重な文化資源として収集・保存しています。私はおじゃまするのが初めてだったのですが、試写室、個人で鑑賞できるビデオブース、さらに映画に関するたくさんの図書や資料、昔の映写機の展示などがあり、見ていて飽きない場所でした。
 

 さて、受付のロビーでは、まもなく映画教室が始まるということで、子どもとその保護者の21名が、これからの体験を楽しみな様子で待っていました。

 
 担当の黄木さんにお話をお聞きすると、「子どもたちが楽しめるドキュメンタリー映画のイベントがなかったので企画しました。子どもたちが、実際に手を動かして体験することで、もっと映画の楽しさに触れて欲しいと思っています。この場所にライブラリーがあることも知ってもらいたかった」とのこと。今回の映画教室は5回目ですが、これまでも、デジカメでコマ撮りした写真を使ってのアニメーション制作など、映像づくりにじかに触れて体験できるプログラムを行い、子どもたちに大人気だったそうです。

 
 今回のプログラムは、映画の仕組み小講座、フィルムライブラリー探検、手描きフィルムでアニメーション体験の3つがメイン。黄木さんは、この教室が座学を中心にした単なる「お勉強」にならないように、体験に重きを置いたプログラムにしたかったそうです。
 
 早速、映画教室が始まりました。まずは、試写室で80年前に作られた約10分のアニメーション『お猿の大漁』を鑑賞しました。子どもたちは、白黒で無音な映画に驚いたようでしたが、さすが素直な子どもたち、すぐにアニメーションの世界に見入っていました。映画は何枚も描いた絵をまとめたもので、それをパラパラ漫画のようにめくっていって、長い映画になるという説明がありました。

 

 続いては、フィルムライブラリー探検です。二手にわかれて、普段はめったに入れない、映写室とフィルム収蔵庫に入らせてもらいました。映写室では、子どもたちは、ちょっとだけ映写機を触らせてもらい、映画を上映する雰囲気を体験して大興奮の様子でした。

一生懸命 手をのばして
 
 
収蔵庫には貴重なフィルムがたくさん収蔵されています

 その後、いよいよ、オリジナルフィルムの作成に取りかかりました。赤・青・緑・黄など自分の好きな色ペンを使って、「巨匠のような色使いだね」「ストーリーがあって面白いね」など、みんなでわいわいお話しながら、1人3秒分のスライドを手描きで作りました。わずか3秒ですが、コマ数にすると、なんと72コマ分あります!1コマ1コマ丁寧に、そして自分の発想を楽しみながらペンを動かしていました。中には、一緒に来たお父さんの方がヒートアップしている親子もいました。
 
 
自作フィルムを作り終えた人から、フィルムとフィルムをつないで1本の映像にする作業を体験。事務局スタッフの自作フィルムも加わって、約1分のアニメーションフィルムが完成しました!

スプライサーというフィルムをつなぐ(切る)道具を使ってお手伝い


さあ、いよいよお待ちかねの試写会です!全員の目がスクリーンにくぎづけになりました。<上映された作品は下記のリンクからご覧になれます>上映が終わると、みなさんから大きな拍手が起こりました。上映時間は短かったですが、スタッフを含めて約30人分の大きな思いがつまったアニメーション映画に、みなさんは感激している様子でした。子どもたちからは、「3秒しかないのに、作るのに1時間半もかかって大変だったけど、楽しかった」などという声が聞かれました。

 映画教室の終わりの挨拶で、「この映画教室をきっかけに、映画を好きになってくれたら嬉しいです。映画をたくさん見て欲しいと思います」と黄木さんから挨拶がありました。子どもたちに一番伝えたかったことだそうです。

映画教室が終わって一段落した頃に、改めて黄木さんにお話をうかがうと、「準備で大変な部分もありますが、子どもたちが喜んでくれて笑顔を見ると嬉しいです。反応が素直に返ってくるのも面白さのひとつです」とおっしゃっていました。

参加したみなさんで記念撮影


 現在、デジタル主流の時代になり、体験と言ってもバーチャルな体験が多くなってきていますが、今後もこの映画教室のように、子どもたちが自分の五感をフルに使ってお父さんお母さんと一緒に体験できる機会がもっと身近に増えればと感じました。

認定特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭では、体験イベントや講演会の他、金曜上映会などの催し物も行っています。詳しくは、下記のWEBサイトをご覧ください。


 

■お問合せ先
●認定特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭 
〒990−0044 山形市木の実町9−52 木の実マンション201
電話:023−666−4480
FAX:023−625−4550
メール:info*yidff.jp  ※*を@に直して送信してください。
ホームページ:http://www.yidff.jp/

●山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー
〒990−0076 山形市平久保100
電話:023−635−3015
FAX:023−635−3030
メール:libraryyidff.jp  ※*を@に直して送信してください。