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トップ  >  特定非営利活動法人 山形県喫煙問題研究会(「『みんなで受動喫煙防止条例を考える会』に参加しました!」平成26年5月23日更新)

 「みんなで受動喫煙防止条例を考える会」に参加しました!


特定非営利活動法人 山形県喫煙問題研究会

 平成26年4月27日(日)、特定非営利活動法人 山形県喫煙問題研究会が主催する公開講演会を取材しました。特定非営利活動法人 山形県喫煙問題研究会は、山形県の喫煙の問題点を明らかにし、禁煙の啓発に関する事業を行うとともに、県民の健康増進に寄与することを目的に活動しています。今回の講演会は、「みんなで受動喫煙防止条例を考える会」と題して、6人の講師を招いての講演会と話題提供、そしてミニシンポジウムという内容でした。会場の山形市保健センター大会議室には、大学生から高齢の方まで多くの方が来場されていました。
 
 
 
現在、山形県では、受動喫煙の防止策を盛り込んだ条例制定についての議論がなされていますが、今回の「みんなで受動喫煙防止条例を考える会」は、条例制定を推進する立場からの講演会でした。

講演の1人目は、産業医科大学産業生態科学研究所 教授の大和浩さん。『商売繁盛、税収アップ、レストランで働く人をタバコ煙(PM2.5)から守る、一石三鳥の条例を!』と題して、レストランでの完全禁煙実施を例にあげながら、完全禁煙は、吸わないお客さんを受動喫煙から守るだけではなく、従業員の健康をも守ることにつながること、そして完全禁煙してもレストラン等の営業収入はほとんど変化ないことなどがデータで示され、屋内を全面禁煙とする条例の必要性を訴える内容でした。
 
 
続いて、講演の2人目は、東京巣鴨・とげぬき地蔵尊 高岩寺の住職で医師の来馬明規さん。『受動喫煙防止条例の制定を!タバコはとげ・タバコなしがおもてなし』と題して、仏教と医学の立場からお話されました。日本は葉タバコを主にアフリカの発展途上国から輸入しており、その葉タバコ農園では、働いている幼い子どもたちが、皮膚からの吸収によるニコチン中毒で次々死んでいること、そして高岩寺のある巣鴨地蔵通り商店街の全体で取組んでいる完全禁煙の例をあげながら、禁煙と救急は、仏教では「戒律と菩薩形(悟りを求める者の姿)」に、医学では「予防と治療」に、まちづくりでは「安全・安心のおもてなし」につながるので、老・病・死の苦しみや災害のもとになるタバコをやめようと説く内容でした。
 
 
 2人の特別講演の後は、3名の方の一般講演でした。
1人目は、日東商事株式会社ZAO猿倉 代表取締役社長の川口豊さんによる『子供たちを守るために 受動喫煙防止条例の推進を』と題しての講演でした。「10年前にスキー場のレストハウスを全面禁煙化したが、その時はお客さんの理解を得るのがなかなか大変だった。現在は、スキー場全体の全面禁煙を目指して取組んでいる。山形市や上山市から毎年約6000名の小学生がスキー教室等で来場しているので、子どもたちのためにも、私たち大人が勇気をもって受動喫煙防止に取り組まなければならない」と川口さんはお話されました。
 
 
  2人目は、株式会社千歳館 専務取締役の澤渡章さんによる「禁煙で美味しいお食事を!〜料理店は受動喫煙防止条例大歓迎です〜」と題しての講演でした。「レストラン素仁庵(ソニアン)は完全禁煙にしている。それによってお客さんは減っていない。禁煙にすることで、普段の食事や外食で、美味しい空気と美味しいご飯を楽しむという体験が増えればと思っている。従業員の健康を守るためにも大事なこと。受動喫煙防止条例大歓迎」と澤渡さんはお話されました。
 
 
  3人目は、山形県立新庄病院 放射線科 部長の大竹修一さんによる「山形県から受動喫煙で死亡する人をゼロにするために」と題しての講演でした。壇上には、株式会社高見屋旅館 代表取締役副会長の岡崎治彌さんも登場しました。岡崎さんは、かつてヘビースモーカーで、それが原因で喉頭ガンを発症し、声を失ってしまった方です。自力では声を発することができないので、人口発声機を使って声を出しています。今日は、大竹さんと岡崎さんの対談形式で、「普通に食べて話せる毎日がいかに貴重なものか、健康がなによりも優先すべきことではないか、タバコを吸わないことが『当たりまえ』という意識改革を」とお話されました。
 
 

講演の後、会場からの質問・意見に講師の方たちが答える場としてミニシンポジウムが開かれました。質問よりも、講師のみなさんに対する激励のメッセージが多かったようです。
 
 
 
最後に、下記の通り大会アピールが示され、会場の大きな拍手の中、採択されました。
 
 
※当日配布のパンフレットより
 
 
 今回、取材させていただいて、受動喫煙の怖さを強く感じました。喫煙者と非喫煙者がお互いに気持ち良く生活していくために、受動喫煙防止を私たちみんなが考えていく必要があるのではないでしょうか。

 特定非営利活動法人 山形県禁煙問題研究会では、今後も講演会などの啓発活動を行っていく予定とのことですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。


■特定非営利活動法人 山形県禁煙問題研究会
〒990-0036
山形県山形市三日町1-3-2
FAX 020-4623-9006
ホームページ http://www.y-smokefree.com/