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トップ  >  学び場プラス(小中高校生向け無料学習支援教室・2014年11月11日更新)

 学び場プラス  

〜小中高校生向け無料学習支援教室〜


 ハロウィンが終わり、いよいよ11月に入った寒い夜。山形市の緑町にあるビルの3階の窓に皓々と明かりが灯っています。その場所で「学び場プラス」が開催している無料の学校外の学習支援の取り組みにお邪魔しました。この事業は、やまがた社会貢献基金「やまがたまちづくり活動支援事業」の助成のもとに活動しているものです。
 
 

 「学び場プラス」は昨年12月から活動を始めた団体です。活動しているのは主に大学生と社会人で、塾や予備校に行きたくても行けない子ども達に対する学習支援の活動に取り組んでいます。

 活動の目的は、経済的な理由等により、塾や予備校に行きたくても行けない小学生、中学生、高校生に対して、学校外での学習支援を行い、快適な勉強の場を提供すること。そして、学習をサポートする大学生自身が、山形の小学生、中学生、高校生に対して何が出来るのか考えるきっかけをつくり、その結果として、山形という地域に対して深く考えるきっかけをつくることです。

 毎週土曜日17時から20時まで、小中高校生向け無料学習支援教室を開催し、併せて毎週水曜日から土曜日までの13時から20時までは、無料自習スペースも開設しています。
 
 

 入居しているビルのらせん階段を3階まで上がると、暗い窓々の中に明るく輝く1室がありました。中に入ると学校の教室にあるような8組の机と椅子や長テーブルが備えてあり、学習参考書や参考図書の棚もあります。ホワイトボードを使って「数学」に取り組んでいる生徒や、机でスタッフとマンツーマンで「理科」や「化学基礎」に取り組んでいる生徒など、5人の高校生と2人の中学生が熱心に学習に取り組んでいました。サポートしている学生スタフも、笑顔で見守りながら何だか楽しそうです。

 このような温かい雰囲気の学習スペースは初めて体験するものでした。市中によく見かける進学塾とはまるで異なった空間のようです。成績や点数をいかに上げるかのノウハウではなくて、まるで親戚のお兄さんやお姉さんから勉強を教えてもらっているような、学習者の困っていることやつまずいていることに、こちら側から寄り添いながら、一緒に課題を見つけて解決していく姿勢があるからではないかと感じました。学習指導ではなくあくまでも学習支援なのです。
 
 
 
 代表の方に話を伺いました。活動を開始する時に受講料を無料にするかどうかかなり悩んだ結果、受講料もスタッフへの手当もどちらも無料にしたそうです。その思いを大切に守りながら、今年9月には駅前から緑町に場所を変えて再スタートしました。「ここでは進路指導や受験指導はできないけれど、この場所で自分が学習に取り組むためのきっかけ作りができれば嬉しい。」という言葉が印象的でした。また、登録しているスタッフ38人は多くが大学生で、授業やアルバイト、サークルなどで忙しく、スタッフが集まらなくて困ることもあるという悩みもお聞きしました。

 しかし、「もっと学びたい」と思った子どもには出来るだけ良い環境で学んでほしいという強い思いから、安心して学習できる「居場所」をつくり、親身に話を聞いて、学ぶ習慣をつけてもらう、こんなサポートを続けていきたいとのことでした。

 学びたい生徒もサポートをしたい大学生や社会人の方も大募集中だそうです。このようなサポートを必要とする多くの生徒に情報が届き、そしてサポートに関われる大学生や社会人が増えればいいですね。塾でも家庭でも学校でもない『学び場』の活動は、夜の闇の中の暖かな灯火のように感じました。

■お問い合わせ先
 
学び場プラス
〒990-0041 山形市緑町4丁目10-3 ファートンビル3階B
電話:080-5747-0593