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トップ  >  ガールスカウト山形県連盟(「KIZUNA Day 一緒に、防災の意識を高めよう!〜もしもの時、私たちにできること〜」・2017年2月21日更新)

ガールスカウト山形県連盟

KIZUNA Day
一緒に、防災の意識を高めよう!
〜もしもの時、私たちにできること〜


 2月5日、山形市市民防災センターを会場に、ガールスカウト山形県連盟主催「KIZUNA Day 一緒に、防災の意識を高めよう! 〜もしもの時、私たちにできること〜」が開催され、未就学児から70代までの約80名のみなさんが、防災に関する様々なアクティビティを体験しました。



 ガールスカウトは、野外活動、社会貢献、国際交流等の多様なプログラムに取り組みながら『自ら考え行動する』ことを目的とした国際的な社会教育団体です。山形県連盟には現在約200名のメンバーがおり、世代間の垣根を越えて活動しています。

 タイトルにある「KIZUNA Day」とは、「東日本大震災を忘れずに、防災意識や技術を高めるとともに、震災の記憶や復興への思いを風化させない日としてアクションを起こしましょう」とのことで、ガールスカウト日本連盟が呼びかけているものです。山形県連盟はこの呼びかけのもとに、災害に対して「そなえよつねに」の心構えの醸成を地域とともに図り、防災力の向上につなげようと、この市民参加型のイベントを企画・開催しました。

 午前のアクティビティは、講師に仙台市クロスロード研究会のみなさんを迎えて、小学4年生以上の参加者は『災害対応ゲーム「クロスロード」』を体験し、3歳から小学3年生までは防災センター2Fで『防災カードゲーム「カルテット」』の体験をしました。

    中でも「クロスロード」は、阪神・淡路大震災の時の実話をもとにしている教材です。相手の話を否定しないことをルールとし、誰もがジレンマを抱えてしまう災害時の場面を投げかけ、参加者が対応を瞬時に判断した後に、互いに議論をして災害を追体験します。担当した講師の太田千尋さんは、「通常ならばファシリテーターが導線を作った後にワークを始めるものですが、クロスロードは参加者に状況を突然投げかけるのがポイントであり、これは災害時と同じなんです。そして参加者たちが真剣に考え、議論することが大事なんです」とおっしゃっていました。こういったゲームの特徴が、「考える」「相手の話を聞く」「一人の意見も大事にしようね」を大切にして、「社会の課題を解決するために、合意形成を図って行動を起こそう」というガールスカウト活動のスタンスと深く共鳴したのだそうです。



    午後からはグループを3つに分け、それぞれがローテーションで「24時間生き残りキット作り」と、市民防災センターの施設体験をしました。
 
  「24時間生き残りキット作り」は、牛乳パック容器の中に、缶詰・糖分・マッチ・歯磨きガムなどを詰め込んで災害時に備えるというものです。メンバーが他団体の活動に参加して体験し、様々なアイデアが詰まっていることと、お金をかけずに誰にでも作れるとても良いツールであるとのことで、今回の講座に反映されました。


    市民防災センターの施設体験では、消火・地震・煙・応急手当・119番通報を体験し、緊急時の状況を五感で感じ取ったことで、防災への意識が高まった様でした。





    市消防署西崎出張所・市民防災センターの高橋司令は、「今回の様に子どもの頃から防災教育を受けるのは素晴らしいことだと思う。過去の災害現場でも、例えば、避難所の運営に大人たちが手一杯の状態になっている一方で、配食の手伝いやお年寄りの話し相手といった役割を子どもたちが担っていた。そんな彼らの存在はとても大きいんです」とおっしゃっていました。

 
▲受講した子どもたちには、市民防災センターから「ファイヤーキッズ認定証」と記念品が贈られました。

    今回、このイベントにお伺いし、ガールスカウトのみなさんとお話をして、震災で犠牲になった方々と被災地の仲間たちのことを思いながら、地域社会の未来のために、自分たちのできるところから始めようという姿勢と、子どもたちの成長を願う気持ちが伝わってきたこと。そして、目の前の課題に真剣に取り組む参加者の姿がとても印象的でした。


ガールスカウト山形県連盟
TEL/FAX:023−623−8909(開局:火曜・金曜10〜12時)
ウェブサイトURL:http://gs-yamagata.sakura.ne.jp/



文責:花屋
取材日:平成29年2月5日(日)