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                                          「要約筆記 麦の会」
 
要約筆記とは、聴覚障がい者のコミュニケーションを支援するもののひとつとして、話し手の話の内容の要点をつかみ、要約し、文字にして伝えるものです。


「要約筆記 麦の会」は、平成3年2月、山形で初めて開催した要約筆記奉仕員講座の受講修了生有志が設立しました。『手書きの要約筆記により、聴覚障がい者の権利擁護のために要約筆記・通訳としての要約筆記を行うとともに、聴覚障がい者の福祉増進・社会参加促進に協力する』ことを目的としてボランティア活動を行っています。


賛助会員を含めた会員は、現在18名。山形県聴覚障がい者協会の要約筆記奉仕員養成講座事業の協力、会議、講演会のときなど多数の方に対する要約筆記は4名〜5名のチームでOHP・OHCを使い通訳をします。会議、病院などで、1人から2人の少人数の利用者の隣で書くというノートテイクという通訳もしています。


今回は、公開福祉セミナー「遊歩の自立っていいよ」の要約筆記の様子と、「勉強会」をレポートします。

 
平成22年10月20日(水曜日)山形市福祉文化センター(東部公民館)で「勉強会」のひとこま。


まずは、準備運動。ひらがな、漢字、カタカナを制限時間内に書く練習です。次に、話し言葉を要約して表記する練習、文字の形などにも注意しながら練習していました。

 その後、24日の公開福祉セミナーに向けて、講師の安積遊歩さんが話されると想定される語彙の確認です。特別な言葉が多いので、安積さんの著作の何冊かを会員で読み、選び出した語彙を確認し合っていました。


また、本番に合わせ、文字の見えやすさや、OHCロールの引き方の速さなど、見る側の立場に立ち細かい点まで確認をしていました。今回は、講座を中心にした勉強会でしたが、毎週開催される勉強会では、情報の交換や筆記練習などを通し、技術の向上に努めているそうです。

10月24日(日曜日)の自立生活センターほっとらいふ主催『2010年公開福祉セミナー「遊歩の自立っていいよ!」』には、障がいを持つ方や一般市民の方など、約30名が参加されていました。
 
 この日は、麦の会の方5名で講演を要約筆記しました。要約筆記した内容は、OHCを使用しスクリーンに写しだします。3時間の講座でしたが、1人が約10分程度、筆記を受け持ち、交代で対応。担当されたみなさんは、要点をわかりやすくまとめ、すばやく筆記していました。


 この筆記した文章により、障がいを持つ人、障がいを持たない人、会場にいた参加者全員が、講演の内容を同じように理解できる場になっていました。

「要約筆記を地道に、長く続けていきたいです。中途失聴・難聴の方や、聞こえに不便を感じている方へ、文字による情報保障(要約筆記)を行なうことで、情報格差の解消や社会参画の実現につながっていけばいいと思います。また月に一回、難聴の方をお茶会にお誘いし、交流も大事にしています」と会長の小関さんは話してくださいました。 

現在、「要約筆記 麦の会」では、活動の仲間を募集しています。興味のある方は見学が可能ですので、麦の会までご連絡ください。

「要約筆記 麦の会」の団体情報は、こちらをクリックしてください。