クリエイティブハウス未知 バザーが開催されました!
平成22年4月25日(日)11時より、「クリエイティブハウス未知第2回バザー・フリマ」が開催されましたので、その様子をご紹介します。山形市諏訪町にあるクリエイティブハウス未知の事業所で、青空が広がる晴天の中開催されました。
「クリエイティブハウス未知(NPO法人「未知」の事業所)」は就労継続支援B型事業所・地域活動支援センターを運営しています。現在、事業所に登録している利用者は約30名。その中で就労継続支援B型※に通う利用者の方は17名いらっしゃるそうです。現在6名のスタッフで運営しています。
このバザーは昨年に引き続き2回目の開催。「クリエイティブハウス未知」単独でのバザーは昨年初めて開催したそうです。「自分達で作った商品・作品を自分たちの手で売りたい」という想いからバザーを始めたそうです。
当日、出品されていたのは写真のような商品。日常使う陶器、陶器のアクセサリー、手作りのクッキー、北海道から仕入れた昆布もありました。また、NPO法人「未知」の事業所「グループ未知」の出店ブースがあったり、市民の皆さんからいただいた古着も100円均一で販売したりしていました。店頭で商品を販売しているのは、作品を作った皆さんです。作品について、丁寧に説明してくださいました。地域の方をはじめとして、たくさんの方が来場されていました。
クリエイティブハウス未知さんでは事業所に焼き物用の窯を設置しており、成形を行い、釉薬をぬり焼成を行うまでの一連の作品づくりを行うことができます。スタッフの中に陶芸を専門的に勉強してきた方がいらっしゃるそうです。作品の中にいくつかのフクロウの置物を見つけました。フクロウの置物には、どんな意味があるか教えてもらいました。「ふくろう」=「不苦労」=苦労しない。 そんな幸せを呼び込むフクロウの置物も販売していましたよ。
今回のバザーの開催にあたって大切にしたことは、「利用者の皆さんが自分達で話し合って、自分達で責任を持ってバザーを行う」ということだそう。開催までに、バザーを運営するメンバーで毎週何度もミーティングを行ったそうです。出店内容を企画したり、地域の皆さんへポスティングをしたり、会場では何が必要になるのか考えたり。また昨年のバザーの反省点を確認し、今年のバザーではその反省点を活かして企画したり。当日も店頭でお金のやり取りや自分の作った商品の説明もします。こうして、バザーの運営は利用者の方が中心になって行うことを大切にされていました。
今回お話をうかがった施設スタッフの小山さんは、「利用者の皆さんがいきいきしている姿を見るのが一番うれしい」とおっしゃっていました。小山さんをはじめ、施設長の佐藤さん、他スタッフの皆さんお忙し中お話を聞かせていただきありがとうございました!
5月16日(日)に、霞城セントラル1階アトリウムにて「ふれあいバザー」が行われます。そちらにクリエイティブハウス未知さんも出店するそうです!他の事業所の皆さんも参加します。ぜひ足をお運びください!
※就労継続支援B型
就労移行支援事業等を利用したが一般企業等の雇用に結びつかった方や一定年齢に達している方、生産活動にかかる知識及び能力の向上や維持が期待される方などに、就労や生産活動の機会を提供(雇用契約は結ばない)するとともに、一般就労に必要な知識、能力が高まった方の一般就労等への移行に向けて支援する。
☆クリエイティブハウス未知ホームページ
http://www6.ocn.ne.jp/~kurimiti/