「心について学ぶ」第1回研修会が開催されました

 自然と人間を学ぶ会

 令和元年6月9日(日)14時から、山形市南部公民館で、自然と人間を学ぶ会の今年度第1回の研修会が開催されました。テーマは「心について学ぶ」です。

自然と人間を学ぶ会は、有機栽培の野菜作りを楽しみながら、育てた新鮮な野菜を山形市内の子ども食堂や老人ホームに届けるなどのボランティア活動を行なっています。また、知性と感性を高めるために、勉強会や定例会も行なっています。

主な活動は、野菜作り(畑の会)として週1回程度、山形市松原にある畑で農作業と収穫をして、水をかけたり草を抜いたり、みんなでワイワイ話しながら野菜づくりを楽しんでいます。

また、自然と人間の有り様を学ぶために、一年に5~6回勉強会を開催したり、山形周辺の史跡、美術館、博物館などを訪問したりしています。

今回の研修会の出席者は9名で、内容は「心について学ぶ」でした。宇宙進化の謎を取り上げた新聞記事を参照しながら、「なぜ世の中の人間がおかしくなってしまったのか」、「宇宙の変化」、「なぜボランティアが広がる時代になったか」などについて参加者みんなで考えました。

最近の世の中は、災害が増えたり、人の心がなにか変だと思うことが無いでしょうか。私たちが生きているこの時代は、時空交錯点の時代と呼ばれているそうです。人の生き方や考え方が千変万化するのが当たり前の時代になり、時間と空間が広がることによって価値観が変わる一方で、旧態依然の考え方から抜け出せなかったり、自分の中に閉じこもってしまったり、そこには迷いや軋轢、争乱などの現象も起きています。私達が自分の思考の幅を広げ、進化し続けることが必要なのではないかということに強く共感しました。

気候異変や地震・火山活動などの地球異変については、時空交錯点だけでは説明がつかないこともあり、もっと別のアプローチが必要だそうで、次回の研修で取り上げる予定だそうです。普段の生活では、時間に流されがちで、自然と人間についての本質について考えるという機会はなかなかありませんでした。このような機会にじっくり考えるのも大切ではないかと感じました。

文責:有川

■お問い合わせ先

自然と人間を学ぶ会

代表 佐藤 清道 https://www.facebook.com/shizentoningen/