山形の未来を担う人材育成事業
~次代を支える人材に創造的な能力を育む STEAM教育の推進~
ロボット教室

令和元年11月17日日曜日、 霞城セントラルにある山形県産業科学館4階の発明工房で、「山形の未来を担う人材育成事業 ~次代を支える人材に創造的な能力を育む STEAM教育の推進~」 として、ミニマイコンカーのロボット教室が、山形市内の小学生4年生から6年生・中学1年生から3年生を対象に開催されました。
対象の枠を超えて、最年少は小学3年生から、中学生に至るまで、参加者は幅広く集まりました。今回は第2回目の開催日。参加者の皆さんは、前回から行なっていたロボット部品の取り付けや、プログラミングの作業にチャレンジしました。講座を通して、参加者は学び、楽しみながらロボットを動かすことに成功しました。この講座を主催するやまがた メイカーズ ネットワーク代表の大津さんによれば、子ども達にとって高熱で行う半田付けや、この細かな作業には難しさも伴うかもしれないが、基本の作業を学ぶことが、子ども達の創造性、実践力や技術力を育むことに繋がるとのこと。この活動では子ども達へこのような挑戦の機会を提供し、次世代を担う子ども達に科学やものづくりへの興味と創造性を育むことを目標としているそうです。
子ども達が自分で考えることを重視し、先生のアドバイスも必要最低限です。なかなかうまくいかず苦戦した場面もありました。しかしそこには、自分で考え間違いを見出し改良しながら学ぶ子ども達の、生き生きとした姿が見られました。「君たちの作ったロボットは、今実際に工場などで使われているロボットとモーターの大きさ以外、全ていっしょだということを覚えていてほしい。30年前先端技術だったロボットを、今の君たちが作ることができる。」イベントの最後のこの言葉に、多くの子ども達が目を輝かせていました。

やまがた メイカーズ ネットワークでは1月にも3Dプリンターを活用した事例のアイディアを出し合うイベントを開催する予定ですので、ぜひご参加ください。
(文責:仙台育英学園高等学校2年 高橋乃亜)
〇お問い合わせ先
やまがた メイカーズ ネットワーク(略称:YMN)
ウェブサイト:http://www.y-makers.net
Facebook: https://www.facebook.com/yamagata.makers.network
E-mail:staff@y-makers.net