11月25日(水)、やまぎん県民ホールにて、NPO法人環境ネットやまがた主催のストップ温暖化「脱炭素×SDGs」推進セミナーが開催されました。

NPO法人環境ネットやまがたは、環境省の登録制度である「環境カウンセラー制度」に登録した人が集まり、平成10年に設立した「やまがた環境カウンセラー協議会」を前身とし、平成16年にNPO法人化しました。

今回のセミナーは、地球温暖化が気候に及ぼす影響や今後予測される事態について学ぶとともに、二酸化炭素の排出を削減する取り組みを今話題になっているSDGsと合わせて実行していく方法を考える機会として、「やまがた社会貢献基金協働助成事業」を活用して実施されました。

はじめに、主催団体の「NPO法人環境ネットやまがた」の大場さんから挨拶がありました。挨拶では、「山形県内でも記録的豪雨が発生し、異常気象が相次いでいる。本セミナーでは、その原因を探るとともに自分たちには何ができるだろうか、ということをSDGsの観点から考えるきっかけにしてほしい」と今回のセミナーの目的を話されました。

続いて、山形地方気象台次長の栗田さんから「地球温暖化と山形県の気候変動」というテーマで講演いただきました。講演の中では、様々なデータや手法をもとに、人の生活がどのように気候に影響を及ぼしているか、ということについての説明がありました。また、災害から身を守る方法として、ハザードマップの確認や災害時の情報収集など、一人ひとりが心がけて気候変動への対応をしてほしいと参加者にお話ししていました。

その後、株式会社CSRインテグレーション代表取締役の今田さんから「持続可能な社会とSDGs」というテーマでお話がありました。冒頭の説明から、最近話題になっているSDGsについて、環境保全や誰もが住みやすい社会を目指すという目標がありますが、今、世界中で報道されているコロナウイルスの被害についてもSGDsを用いて考える必要があるとのお話がありました。その後、今田さんは、SDGsの認知度を調べたアンケートなどから、「SDGsは今や社会人よりも学生の認知度が高いというデータがある。優秀な人材を集めるという意味合いでも企業も連携し、SDGsに取り組み連鎖的に自分が住んでいるまちを良くしていく動きが重要だ」ということで、組織内で活動を始めるための方法をご紹介いただきました。

セミナー終了後、環境ネットやまがたスタッフの二藤部さんにお伺いしました。今回のセミナーのテーマについて、「今回SDGsをテーマに講演会を行うのは2回目でしたが、今年の7月に山形県内でも記録的な豪雨が発生したこともあり、気候変動の現状についても知っていただきたいと思い、それぞれの専門家をお招きした」と、開催までの経緯を教えていただきました。

今後はこのセミナーに関連した研修会として、来年1月15日に「活動へのSDGsの活用術~脱炭素社会の実現のために~」を予定しています。普段の活動の中でどのようにSDGsを活かしていくか、実例を交えながら皆さんで考える研修会となっています。興味や関心のある方は、ぜひお申込みください。

●連絡先
 NPO法人環境ネットやまがた
 TEL:023-679-3340
 Eメール: eny@chive.ocn.ne.jp