令和4年6月8日(水)に、第9回「哲学カフェ」を開催しました。
センターからはスタッフ1名が参加し、事前申込4名に加え、当日参加1名の計5名の参加者とともに、「子どもたちに伝えたいこと 残したいもの」というテーマで約2時間話し合いました。
今回もまずは自己紹介から、テーマについてそれぞれ思うところを話していただきました。SNSによるコミュニケーションの危うさやニュースで報じられた教師によるいじめ問題などを取り上げて、なぜそのような行為に及ぶのかといったことなど、さまざまな事象についての話し合いが行われました。かつては「会津十訓」など、シンプルに伝えられていたものが、多様な価値観が認められる現代社会では、倫理感が複雑化しているのではないかといった内容から、世代間での価値観の相違についてなど、非常に有意義な話が展開し、あっという間の2時間でした。
次回の開催は7月13日(水)の開催です。テーマは「孤独の功罪」。
孤独や孤立が社会問題として扱われる一方、「おひとりさま」がもてはやされています。はたして「孤独」とは私たちに何をもたらすのでしょうか?
あなたにとっての「孤独」とはなにか、ぜひ聞かせてください。
文責:「哲学カフェ Salon de Yamagata」 担当 川部拓哉