特定非営利活動法人美しいやまがた森林活動支援センター主催 

第15回大森林祭におじゃましてきました!

特定非営利活動法人美しいやまがた森林活動支援センター

 

令和5年5月7日(日)南陽市萩の吉野森林交流センターで第15回大森林祭が開催されました。主催は、特定非営利活動法人美しいやまがた森林活動支援センターです。当日はあいにくの雨でしたが、多くの共催団体・協力団体の方々と参加者で賑わいました。

10時からの開会式では、主催者を代表して理事長のタコジイこと織田洋典氏と、来賓の白岩南陽市長の挨拶がありました。開会式のハイライトは、今までは地元産の木材に火をおこして点火する儀式だったそうです。今回は、雨天ということもあり火打ち石をカチッと打つにとどまりましたが、最前列に陣取った小学生たちは不思議そうに見つめていました。

開会式が終わると、木工体験(トレイ作り)、絵や文字を描くウッドバーニング、木の実等を使った木工クラフト、ドパスアート体験、環境ブース、シェアリングネイチャー体験、ブックカフェ、木のおもちゃなどの様々な体験コーナーが始まりました。美味しいと評判のカフェやハンバーグ、パン屋さん、玉こんにゃくなどの出店もあり、美味しそうな香りが会場いっぱいに漂っていました。会場の外では採れたてのわらびの販売コーナーも有りました。

私もシェアリングネイチャー体験コーナーで、いろいろな葉っぱの違いを観察したり、このあたりの森で拾ったという木の実を見比べたり、草笛を吹いたりしてみました。草笛はなかなか音が出ず苦労しましたが、ボランティアで参加していた高校生はすぐに「ピー」っと上手に鳴らしていました。草笛の長さによって音が高かったり低い音が出たりする仕組みを見せながら、「音は波なんだよ」と出展団体の方が解説してくれました。

あいにくの雨のため、野外に出かけるコースは中止となったものもありましたが、かっぱを着て近くの吉野公園まで散策に行った5歳の男の子は、両手いっぱいに宝物を拾って持ち帰ってきました。キラキラした瞳で家に帰ったらお母さんに見せるんだと話してくれました。お金を出せは購入できるおもちゃはたくさんありますが、自分の身近にある自然物と関わることはとても大事なことだと感じました。

今回の大森林祭は15回目ということで、参加してみて主催団体と地元のつながりを強く感じました。また、今回はどなたでも楽しめるバリアフリー対応で、山形バリアフリー観光ツアーセンターの協力を受けて、各人に合わせたコースが設定されたということです。

新緑の中の自然いっぱいの里山公園で、思いっきり家族で触れ合ったり、自然を体験することができたりして、森林と環境を学ぶ体験イベントとなりました。

 

■お問い合わせ先

 特定非営利活動法人美しいやまがた森林活動支援センター

電話 080-5575-1561

http://www2.jan.ne.jp/~moridon/