令和5年8月10日(木)、「親子マネープランゲーム旅行にGO!」を開催しました。

 夏休みに企画した「親子マネープランゲーム旅行にGO!」。

 高度情報会議室を会場に、山形財務事務所理財課の職員3名を講師にお招きして、「親子マネープランゲーム旅行にGO!」を開催しました。対象は小学4年生から6年生までの児童とその保護者で、親子8組17名の皆さんに参加いただきました。


     

  最初に、東北財務局山形財務事務所の仕事の内容や役割などを、簡単に説明していただきました。

 

  「目指せ!お金マスター」ということで、ゲームやお菓子など欲しい物を買うおこづかい(お金)は、大人からお手伝いをして貰ったり、おこづかいとして貰うけど、その大人はどこから何をして貰うのか?使ったおこづかい(お金)は社会の中でどのように使われているのか?などを親子で楽しく学びました。

 

 お金には使った額が分かりやすい現金やプリペイドカード・商品券と、使った額が分かりにくいが、とても便利なクレジットカード、スマホ決済などの種類があることを知りました。そして、使った額が分かりにくいお金は、いくら使ったかきちんとお小遣い帳などに記録して管理し、使いすぎないようにすることが大事だということを学びました。

 上手に管理してお金が残れば「投資」して、お金に働いてもらいお金を増やすこともできるということを知り、子どもたちは興味をそそられていたようで、最後のアンケートには「投資」についてもっと教えてもらいたいという回答がみられました、子どものうちから「投資」について考えるいい機会だったようです。

 

 いよいよ「親子マネープランゲーム旅行にGO!」の始まりです。財務事務所の方から100ダイヤ(架空のお金です)をプレゼントしてもらい、そのダイヤを元手に旅行プランの作成です。親子でどこに行こうか?飛行機で行こうか、電車もいいな!何を食べようか?お土産は?などと賑やかに旅行プランを立てていきます。

 財務事務所の講師による「ゲームでダイヤを増やそう!」とお金についての知識を競うゲームの始まりです。みんな真剣にクイズに挑戦!千円札に描かれている人は野口英夫?クレジットカードは魔法のカード?など、親子で相談しながら回答していきます。当たればダイヤは増えて、間違えるとダイヤは減ります。そして、またそのダイヤで旅行プランの練り直しです。

 

 その次に運試しゲームです。人生何が起こるかわからない?ドキドキの「人生ゲームカード」を引きます。宝くじにあたったり、オレオレ詐欺にあったりと実際にあるようなないようなことで、ダイヤが増えたり減ったりしていきます。そして、もう一度旅行プランの立て直しです。

 最後にそれぞれの旅行プランの発表です。ビジネスホテルから快適さを求めて旅館に変更したり、電車が好きだからと電車に乗ることにこだわったり、余ったお金でお土産を買って全てのお金を使い切った子どもや、お金が余ってみんなで山分けにしたり、貯金したりと様々でした。子どもたちは自分たちで立てた旅行プランを楽しそうに発表していました。

 

 今回のまとめとして、お金は大切に計画的に使うこと。将来のために貯金や投資をすること。お金の出入りを知るためにお小遣い帳をつけるクセを身につけることなどを学びました。参加してくれた子どもたちは、財務事務所の講師の方から頂いたお小遣い帳を活用して、きっと、将来は立派な「お金マイスター」になることでしょう!

 お帰りの際に「ゲームが楽しかった」「親子でお金のことを勉強できて良かった」と言っていただきました。これからも子どもと親御さんが一緒に勉強しながら参加できるイベントを、開催していきますのでぜひご参加ください。

 

夏休み期間中に参加してくれた皆さん、山形財務事務所理財課の職員の皆さん、ありがとうございました。(担当:荒井)