取材レポート:チェリアフェスティバル山形2023 オープニングセレモニー

(日本ダウン症協会山形県支部)

2023年10月8日(日)

 

 日本ダウン症協会山形県支部は、ダウン症を持つ人たちとその家族・支援者で構成されている組織です。ダウン症の正式名は「ダウン症候群」(英・ダウン博士の名前より)で、世界的には約1,000人に1人、日本国内では600~800人に1人の割合で生まれます。私たちの体のたくさんの細胞の中には、46本の「染色体」というものが入っています。たまたまそれを47本持って生まれてきたのがダウン症の人たちです。その性格は「陽気で人懐っこい」と言われるそうです。日本ダウン症協会山形県支部では、JDSダンス教室としてダンス教室を開催しており、その仲間が10月8日、チェリアフェスティバル山形2023のオープニングセレモニーでダンスパフォーマンスを披露しましたので、その様子をご紹介します。

山形市緑町の遊学館を会場として10月8日(日)に開催された「チェリアフェスティバル山形2023」。晴天にも恵まれ、朝から多くの来場者がありました。

10時からはオープニングセレモニーとして、遊学館ホールのステージ上で、加藤由美先生の指導を受けている3団体のダンスパフォーマンスです。ダンススペースJr.と、CROWNCheer&DanceTeamPinky’sと、ダンスパフォーマンスJDS(日本ダウン症協会山形県支部)のみなさんです。

 

最初に踊ったダンススペースJr.の皆さんのパフォーマンスが終わると、いよいよ日本ダウン症協会山形県支部の出番です。「以心電信」という曲に乗りながら、元気よくステージに登場しました。ステージ狭しと踊る元気いっぱいのダンスに、一緒に踊っている会場の子どもたちもいたり、観客のみなさんもリズムを取りながら拍手をしたり、観ていた皆さんも私も元気をいただきました。

最後は3団体合同で「ツバメ」の曲に合わせ、手話も交えながらの感動的なフィナーレでした。アンコールの声に3団体のメンバーと客席が一体になったような感動を味わうことができました。
(文責:有川)

【連絡先】
日本ダウン症協会山形県支部
電話:080-5560-7577(山田)