取材レポート:山形村山ネイチャーゲームの会 (やまがた環境展2023)
2023年10月15日(日)
山形村山ネイチャーゲームの会は、五感を使って自然とふれあうネイチャーゲームの指導員で構成される組織です。ネイチャーゲームは、160種類以上あるネイチャーゲームアクティビティにより、自然に関する知識や年齢に関係なく、豊かな自然の持つ様々な表情を楽しみ、自然の不思議や仕組みを学ぶことができます。
会の活動は幼稚園や小学校、学童保育などから出前講座の依頼を受けて、現地に出向きネイチャーゲームを指導したり、山形村山ネイチャーゲームの会が主催して自然とふれあうイベントを開催したりしています。
今回は山形県の環境学習支援団体として、より多くの来場者の皆さんに、実際にネイチャーゲームを体験してもらうために環境展のイベントに出展しました。環境学習支援団体とは、環境学習施設の見学や環境学習講座等を通じて環境学習を支援している企業やNPOなどの民間団体を「環境学習支援団体」として山形県が認定する制度です。環境学習の機会の提供を行っている団体の情報を広くお知らせし、自発的な環境保全活動への取組みを支援することを目的としています。
会場となった山形国際交流プラザ(山形ビッグウィング)では、「環境を考える」ゾーン、「エネルギーを考える」ゾーン、「リサイクルを知る」ゾーンに分かれて様々な団体が環境への取り組みを展示しました。山形村山ネイチャーゲームの会では、五感を使って自然とふれあうネイチャーゲームの活動内容の情報提供をして、ネイチャーゲームの実体験をしてもらっていました。
特に落ち葉の窓というアクティビティは、小さいお子さんから高齢者の方まで大人気でした。やり方は、6つの穴が開いている黒い台紙の裏から、拾った落ち葉をはります。それぞれに個性的な作品が出来上がっていました。完成した作品を光にかざして見ると、葉っぱの葉脈が透き通ってとてもキレイと歓声が上がっていました。参加された方は自宅に持ち帰って思い思いの場所に飾られたことでしょう。この体験をきっかけに、自然の美しさに触れ、ちょっとした一工夫でもっと自然を楽しめる、もっと自然が好きになるきっかけになれば良いのではないかと感じました。
連絡先
山形村山ネイチャーゲームの会
電話:080-1806-6233(早坂)