令和6年6月30(金)

だがしや楽校パステル倶楽部「パステル画を描いてみよう」を開催しました。

だがしや楽校パステル倶楽部の皆さんを講師にお招きし山形市市民活動支援センターの高度情報会議室を会場に「パステル画を描いてみよう」を開催しました。対象を絞らずにどなたでも参加できるように募集したところ、幼稚園の年長さんから70歳代の方まで、小学生以下6名、大人19名の全部で25名の方からご参加いただきました。

 だがしや楽校パステル倶楽部のパステル画の描き方は、パステルを綿でこすり、その綿を円を描くように塗っていく描き方です。材料はハガキ、6色のパステル、綿、綿棒、ステンシル、練り消し、消しゴム、1枚の細長い紙、マスキングテープです。

まず「にじ」を描きます。3色のパステルを取り出し、始めは黄色のパステルを手に取り綿でこすり、綿をクルクル回しながらハガキの中央に黄色を塗っていきます。それからピンク、青と同じようにクルクル塗っていきます。それで3色!そこから色を重ねていくと「あら不思議?」紫と緑とオレンジ、藍と次々と色が重なりあって変わっていきます。皆さんのパステルをこする力加減や、綿で塗っていく力加減で同じ3色のパステルで描いても、それぞれの違いが出てきて全て個性があり素敵にできました。

 その後、「夕やけ」「睡蓮と水滴」を描きました。それも3色のパステルとステンシル、綿棒、練り消し、消しゴムを使いながら、綿棒で影を描き加えたり、消しゴムで色を消して道や葉脈を描き出し、だんだんと木や雲などの風景が現れてくると皆さん歓声をあげて喜んでいました。

 約2時間で3枚のパステル画を描くことができました。最後に全員で作品の鑑賞会を行い感想を言い合い、それぞれ自分だけのパステル画を手に講座は無事に終了しました。お子さんからは「楽しかった」「また描きたい」という声が多く、大人の方からも「もう一度したい」というお声をたくさん頂きました。そして、だがしや楽校パステル倶楽部の皆さんから優しく親切に教えてもらったと感謝の声も聞かれ、芸術に触れながら楽しく、とても充実した時間を過ごすことが出来たようでした。

 

だがしや楽校パステル倶楽部の芦野さんは、普段何気なく見ている景色もこれをきっかけにして、花や雲や木などの形や色・影などを注意深く見て観察して欲しいと言っていました。

これからも、団体の活動を紹介する講座の企画をしていますので、是非ご参加ください。参加してくれた皆さん、だがしや楽校パステル倶楽部の皆さん、ありがとうございました。