「あいらぶ末広“楽市楽茶”」にお邪魔しました

NPO法人山形自立支援創造事業舎

登録団体の山形自立支援創造事業舎の齋藤さんから、事業所のある末広町で地域を盛り上げる新しい取組みをすることになったと教えていただき、『あいらぶ末広“楽市楽茶”』という活動を覗いてきました。

『あいらぶ末広“楽市楽茶”』は、末広町の4つの町内会、山形市地域包括支援センターふれあい、(特活)山形自立支援創造事業舎の皆さんが組織・団体を超えて協力し合い、開催されました。

 

  7月11日(土)10時、会場となった末広町集会所には、地域の方々がたくさん集まり、大賑わい。
屋外には、みちのく屋台こんにゃく道場の名物「玉ごん」や手作り野菜を販売する「青空市場」が出店されており、スタッフの皆さんの「いらっしゃいませ!」という元気な呼び声が響いていました。

 

集会所内には、くつろげるカフェスペースや地域の方々から提供された商品を販売するフリーマーケット、折り紙コーナーなど、子どもも大人も楽しめる催しが用意されていました。来場される方を迎えているスタッフの皆さんはにこやかに対応しておられ、和やかな雰囲気に包まれていました。
開場と同時に、どのブースにも地域の皆さんがたくさん訪れました。あちらこちらから「久しぶり!」「元気なの?」といったあいさつが聞こえ、集まった方々で和気あいあいとお話を楽しんでいました。

 

『あいらぶ末広“楽市楽茶”』は、末広町に住む皆さんの「お年寄りでも子どもでも障がいがあってもなくても、一緒に楽しみ交流し合える機会をつくりたい」という想いが募り実現したそうです。主催の一つである地域包括支援センターの所長佐藤千鶴さんのお話によると、これまで町内の区ごとばらばらに様々な取り組みをしていたそうですが、数年前に住民の方や障がい者支援の事業所など、町内全体で認知症サポーター養成講座を行ったメンバーが中心となり、町のために皆で何かできることがあるのではないかとこれまで何度も打合せを重ねてきたそうです。

末広町町内会2区A会長の津野尾巌さんは、「町内では初めての取組みだったため、組織づくりやイベント運営は地域包括支援センターの皆さんにお聞きしながら、皆で協力して進めています。どなたでも集える場所としてこれからも継続したいと考えています。」と話してくださいました。

今回、初めての開催とのことでしたが、様々な団体・組織が力を合わせ、地域の方々が顔の見えるつながりをつくることができるすてきな場所となっていました。ひとりでも多くの地域の皆さんが、気軽に集うことができる場所としてぜひ継続していただきたいです!
末広町4町内会、地域包括支援センターふれあい、こんにゃく道場の皆さん、取材へのご協力ありがとうございました!