「やまがた環境展」におじゃましてきました!

平成29年10月28日(土)~29日(日)、「やまがた環境展」が開催されました。今年のテーマは~”もったいない”から始めよう 未来のための COOL CHOICE(クール チョイス)~です。


このイベントは、地球温暖化対策や自然との共生、3R(廃棄物の発生抑制、再使用、再生利用)に関する学び・啓発の場を提供することで、参加者一人ひとりが自らのライフスタイルを見直す契機とするとともに再生可能エネルギー等に関する理解を深め、循環型社会及び低炭素社会の形成に向けた取組みを推進することを目的とし、(※)山形県産業廃棄物税を活用して実施されました。
(※「山形県産業廃棄物税条例」により平成18年10月1日から施行されたもので、山形県内の産業廃棄物の排出の抑制、再生利用等による産業廃棄物の減量その他その適正処理の促進に関する施策を実施し、循環型社会の形成を促進していくことを目的としています。納税義務者は、山形県内の最終処分場へ産業廃棄物を搬入する排出事業者又は中間処理業者で、税率は産業廃棄物の最終処分場への搬入重量1トンにつき1,000円となっています。)


山形県、一般社団法人山形県産業廃棄物協会、特定非営利活動法人山形県自動車公益センター、山形県環境保全協議会、山形県商工会議所連合会、山形県消費生活団体連絡協議会からなる「やまがた環境展2017実行委員会」が主催し、46の団体・企業が出展しました。
開会式の中で、環境やまがた大賞の表彰式と活動内容発表、省エネ川柳・標語・ポスターコンテストの表彰式がありました。
山形市市民活動支援センターの利用登録団体の中で環境系の活動をしている団体も複数出展していました。
山形県地球温暖化防止活動推進センターを山形県知事から指定されている「特定非営利活動法人 環境ネットやまがた」は、笑顔で省エネ県民運動の紹介や家庭のアクションへの参加を呼びかけていました。また山形県環境保全協議会として環境保全推進賞受賞企業の紹介、温暖化防止に関するツールの展示がありました。


山形村山ネイチャーゲームの会は、その県域の団体である山形県シェアリングネイチャー協会が、山形県環境教育支援団体に認定され、認定証を授与され、日頃の活動発表をしていました。
美しい山形・最上川フォーラムは、山形県との主催で協賛事業として「スポGOMI大会」を開催していました。また展示ブースでは、今までのスポGOMI大会などの取り組みを紹介し、海岸漂着物問題クイズには参加者が楽しそうに取り組んでいる姿がありました。


また、仙山交流チャレンジマーケットは併催事業としての「仙山交流味祭 in やまがた」を屋外の国際交流広場で主催し、山形と宮城のんまいもの(野菜、果物、海産物、軽食など)を販売して多くの参加者で賑わっていました。


会場となったビッグウィングでは広い室内に多くのブースが設置され、「環境を考えるゾーン」、「エネルギーを考えるゾーン」、「リサイクル産業を知るゾーン」、その他のブースの4つに分かれて、一周りするうちに今の環境の状況や課題がよく見えてきました。
身近な私たちの家庭や職場等、自分の足元から、消灯・温度設定・節水などの普段の行動に加えて、車・家電など身の回りのものの選び方等、小さな日常の選択が私たちの未来を大きく変えて行く力を持っていることを改めて実感させられました。

取材日:平成29年10月28日(土)
文責:有川