お母さん業界新聞山形支部

こども服こうかん会

 平成29年10月24日(火)、お母さん業界新聞山形支部が行った「こども服こうかん会」に参加してきましたので、その様子をご紹介します。会場は山形市みはらしの丘にある「はらっぱ館」です。


 この「こども服こうかん会」は、自分が不要になったこども服を、必要な人に譲ったり、自分も譲り受けたりできるイベントです。譲りたい人は、服を当日持参して会場に並べます。服を持ち帰る人のみ、参加費100円を支払います。
譲る服に名前が書いてあってもOK。“自分の友達に譲る”という気持ちで服を持参してもらっています。会場には、60~130cmサイズの子ども服、他にもマタニティ服や帽子や靴などの小物類などが、ところ狭しと並んでいました。

主催したお母さん業界新聞山形支部の代表多田さんにお話をうかがうと、今回は80名以上の方が参加してくれたとのこと。来場者の皆さんは、お友達とお話しながら服を選んだり情報交換したり、楽しみながら、お気に入りのこども服を選んでいる様子でした。

会場には休憩スペースや子どもたちが遊ぶことができるキッズスペースも用意されていました。

参加した方から、「ぜひもっと開催回数を増やしてほしい」という声もあるそうで、できれば春に春夏服、秋に秋冬服の交換会を行うなど季節に合わせて、回数も増やして開催していきたいそうです。

この「こども服こうかん会」は、村山市で子ども服交換会を行っている『こどもぐみ』のメンバーの方とつながりができ、「山形市でも交換会をしてみない?」と声を掛けてもらったことがきっかけで始めたのだそうです。今年6月に『こどもぐみ』の皆さんの協力を得て、第1回目を開催しました。


多田さんは、「参加者にこのこども服こうかん会に参加して喜んでもらうことはもちろんですが、私たちが発行している『お母さん業界新聞』を会場で手渡しし、私たちの活動を知ってもらいたいという気持ちがあります」とお話していました。

多田さんは、もともと県外出身で山形に転居してきたため、誰も頼る人がいない場所での育児の大変さ、辛さを経験しました。「山形のお母さんたちがこの新聞を見て、子育てに関する情報を知り、新聞の折り込み作業に参加したり、イベントに参加したりすることで、子育ての負担や不安を少しでも軽くしてほしい。“孤独な育児”を無くしたい。」という想いを聞かせてくださいました。

『お母さん業界新聞』は、毎月1回発行しており、山形市内公施設や子育て支援センター、協力店舗などで手に取ることができます。
また、毎月月初に、お母さん業界新聞の折り込み作業を兼ねたおしゃべりランチ会を行っています。子育て中のお母さんならどなたでも参加できます。下記のお母さん業界新聞山形支部のfacebookページで日程をお知らせしているそうなので、興味のある方はぜひ気軽に参加してみませんか。

〇お問い合わせ先
お母さん業界新聞山形支部
メール:okaasan.univ.yamagata@gmail.com
ウェブサイト:https://www.facebook.com/okaasan.yamagata/