ボランティアとは、社会のために何かをしたいという意志を持ち、自発的に活動する「個人」を指します。一方、NPOは組織を指す言葉です。
ボランティア活動をするために有志が集まり、次第に活動が定例化し、会の名前を付けたり、メンバーの名簿を作ったりすれば、ボランティア団体やボランティアグループと呼ばれます。
会則を定めたり、役員会や代表者を置けば、メンバーが入れ替わっても組織の同一性が保たれ、継続的に活動を続ける体制が整うので、そのボランティア団体はNPOであると言うことができます。
NPOは「営利を目的とせず、社会貢献活動を行う民間の組織」なので、個々のボランティアに対して活動の場を提供するのがNPOの役割の一つとも言えます。