令和4年2月9日(水)に、第5回「哲学カフェ」を開催しました。
事前申込5名、当日途中参加も含め計6名の参加者で、「表現するということ」というテーマで約2時間話し合いました。
今回は6名中4名が初めての参加ということで、まずはそれぞれに簡単な自己紹介をしていただきました。参加者の中には先月末から寒河江市立図書館で写真展を開催されているという方もいらっしゃいました。現在コロナ感染防止対策で入場制限がかけられてしまい、せっかくの展覧会なのに観覧してもらえない事態になっているとのこと。人に見てもらえない、評価してもらえない状況での表現にはどのような意義があるのか悩まれているという非常に貴重なお話をお聞かせいただきました。また、手紙は朝しか書かないという意見や、SNSで日々繰り広げられる暴言や誹謗中傷についての議論、書店員としての経験から本を並べるという仕事についてのお話、絵画や音楽など言葉がいらない表現方法についてなど、非常に興味深い話を聞くことができました。
次回の開催は3月9日(水)の開催。テーマは「友という存在」です。
親友、旧友、悪友、ママ友・・・。友というものはさまざまな形で私たちの前に立ち現れます。
あなたの周りにいる友達について、ぜひ聞かせてください。
文責:「哲学カフェ Salon de Yamagata」 担当 川部拓哉