令和6年12月11日(水)に、第39回となる「哲学カフェ」を開催しました。

今回は14名の方に参加いただきました。
今回もまた、お越しいただいた方からくじを引いてもらい、それぞれの座席を決めました。全員が席に着いたところでちょうど午後2時。開始の時間となりました。

12月半ばの開催ということで、今回のテーマは「クリスマスはお好き?」。大の大人が大勢で集まって、クリスマスが好きか嫌いか話し合うなどという機会はめったにないことだと思います。どんな話になるのか楽しみにしていました。 

まずは皆さんから今回のテーマについて思ったことやクリスマスの思いでなどを話してもらいました。中には騒がしいイベントが嫌いという理由からあまり好きではないという人もいましたし、この時期になると無条件で心がウキウキするという人も入らっしゃいました。参加者の中には仕事の都合でいろんな国のクリスマスを体験された方もいて、ドイツのクリスマスマーケットのようすや南半球での夏のクリスマスの雰囲気なども聞くことができました。
 話はそれからクリスマスの恋の話になるかと半ば期待していたのですが、残念ながらそうはならず、アメリカとヨーロッパのクリスマスの祝い方の違いから、それぞれの宗教観の違いといった話にもなり、そこから発展して隠れキリシタンの歴史や「差別」と「区別」の違いなどといった話も展開して、気が付けばあっというまの2時間となりました。                                         

 次回は1月18日、土曜日開催です。テーマは『「楽しむ」ための秘訣』。

新年ということで、何か新たなことにチャレンジしようという人も多いかと思います。何をするにせよ「楽しむ」という気持ちは大事です。趣味などはもちろん、日常生活のあれこれ、私ならではの「楽しむ」ための秘訣を、ぜひ教えてくれませんか?

文責:「哲学カフェ」 担当 川部拓哉

※最近多数のお申込みをいただいており、現在は当日参加をお断りさせていただいております。参加の際には事前のお申し込みをお願いします。