令和4年3月9日(水)に、第6回となる「哲学カフェ」を開催しました。
センターからはスタッフ2名が参加し、事前申込7名に加え、当日参加1名の計8名の参加者とともに、「友という存在」というテーマで約2時間話し合いました。
今回はこれまで参加されたことがある人が多かったのですが、初参加の人も2名いらっしゃいました。まずは自己紹介がてら、それぞれ自分の友達という存在の捉え方や、友達にまつわる様々なエピソードを皮切りに、お互いの意見を話し合いました。「友」がテーマということで、友に対する思いや、知人と友人の違い、まどみちおの「一年生になったら」のなかにでてくる「ともだちひゃくにんできるかな」という歌詞の罪深さなどの話なども飛び出しました。また、夫婦間の人間関係の話や、息子夫婦から投げかけられた「友達」に関するとある問いかけなど、今回もテーマにとどまることなく幅広い話し合いが展開されました。
話し合いを終えて、ますます「友達」という存在が不思議なものに感じられましたが、この話自体を、昔からの友達と話し合ってみたくなりました。
次回は4月13日(水)の開催です。テーマは「学ぶとはなにか」。
私たちは学ぶことには一生懸命ですが、はたして「学ぶ」とはなんなのか、見失ってはいないでしょうか。
新たな季節の始まりに、なにかにチャレンジする前に「学ぶ」ということの意義を改めて考えてみませんか?
文責:「哲学カフェ Salon de Yamagata」 担当 川部拓哉