令和3年6月26日(土)に、「SDGs(持続可能な開発目標)」と社会的な課題について関心を寄せる方々を対象に「SDGsミーティング」をオンラインで開催しました。

この「SDGsミーティング」は昨年の10月より定期的に開催しており、今回で5回目となります。
今年度は、SDGsに関係する社会的な課題をテーマに、毎回3名の方をパネリストに招き、日頃の取り組みについてお聞きして理解を深めるパネルトーク形式で行うこととなりました。

 

 

今回は「子ども食堂から私たちの暮らしを考える」をテーマに、子ども食堂に食材を提供している株式会社山形丸魚の阿部俊一氏、そして子ども食堂を運営しているクローバーの会@やまがたの樋口愛子氏とNPO法人おかわりキッズやまがたの木村恒太氏より、取り組みの様子や活動を通して見えてきた様々なことなどについて話をしていただきました。

子ども食堂の運営者と、食材を提供している企業の立場でそれぞれから話をしていただき、活動を始めたきっかけや大切にしていること、運営を通しての自分達の変化、山形県のひとり親家庭の実情や、国内と山形の貧困の実情などについて理解を深めました。

参加者アンケートには「実践者のお話には重みがあった」「他人ごとではない、なんとか協力できないか」「食品を捨てている一方で、食品を求めている人がいるという矛盾をどうにかできないか」とした感想が寄せられ、受講者一人ひとりが今回のテーマについて考えている様子が見受けられました。

次回の「SDGsミーティング」は8月にオンラインで開催の予定です。詳細が決まりましたらウェブサイト等でお知らせします。

文責:「SDGsミーティング」 担当 黒木伸悟