令和6年2月14日(水)に、第29回となる「哲学カフェ」を開催しました。

今回は9名での開催、うち2人は初めての参加でした。10代から80代の方まで、幅広い年代からご参加いただきました。

今回のテーマは「私の中の冒険者」。大仰な冒険譚というよりは日常のちょっとした冒険についての話が出来ればと思って設定したテーマでした。奇しくも当日はバレンタインデイということで、告白にまつわるような冒険譚なども聞けるのではないかと期待して臨みました。植村直己や大場満郎といった名だたる日本の冒険者の名前も挙がりつつ、話の流れは入学や転勤での新しい土地での暮らしといったことから、山形の芋煮の話や意外に閉鎖的な県民性の話、男性と女性のコミュニケーションの取り方の違いやSNSの弊害など、さまざまな話へと展開していきました。あまり「冒険」とは関係のない話も多かったのですが、参加者それぞれ思い思いの話ができたようで、終始賑やかな会となりました。 

次回は3月13日(水)開催予定です。テーマは「無駄な時間 有益な時間」。年度末ということで、卒業やら引っ越しやら確定申告やらなにやらかにやらと、何かと慌ただしい季節。「時間に追われる」などという言い方もされますが、そもそも「時間」とはいったい何でしょう?無駄な時間や有益な時間などもあるのでしょうか?

あなたの「時間」に対する考えを聞かせてください。

文責:「哲学カフェ」 担当 川部拓哉