令和7年10月8日(水)に、第48回となる「哲学カフェ」を開催しました。
今回は15名の方に参加いただき、約2時間、「音楽の効能」というテーマで話し合いました。
まずはいつものように参加者全員の自己紹介。皆さんそれぞれに好きな音楽のジャンルの話や思い出の映画音楽の話、昔付き合っていた人との思い出の曲など、今回のテーマに関して思うところを一言ずつ話してもらいました。1日3~4時間、音楽を聴いて過ごしているという人もいるかと思うと、昔から音楽が苦手でどんな音楽でも雑音に聴こえてしまうという人もいて、音楽との関わりかたがそれぞれ全く違うということに驚かされました。
その後はカラオケをめぐる好き・嫌いといった議論や、楽器を演奏する事へのあこがれなどといった話、音楽で大事なのはメロディーか歌詞かといった議論など、さまざまな話が展開されました。それまで平和や反戦など硬派なテーマを扱っていたフォークソングが吉田拓郎の登場によって軟弱になったといった話や(個人の意見です)、中島みゆきが実は山形で中学時代を過ごしていたという話などは、なかなか聞けない興味深い内容でした。
休憩をはさんで改めて参加者全員に、これまでで一番心に残った音楽をあげてもらいました。リチャード・クレーダーマンやビートルズ、ジャニスジョップリンやオフコースやヘンデルやフォーククルセダーズなどなど、あげたらきりがないほどたくさんの曲がそれぞれの思いを込めて語られ、気がつけば終了の時間となっていました。
音楽が好きな人はもちろん苦手な人にとっても、音楽はそれぞれ何かしら大切な思い出と結びついているようでした。
次回は11月15日、土曜日開催です。テーマは『「悩む」ってどういうこと?』。
多くの人は毎日さまざまなことに思い悩んでいますが、はたして悩むことで物事は好転するのでしょうか?あなたの悩みは本当に「悩む」価値があることなのでしょうか。
次回は「悩む」ことについて、皆さんと話したいと思います。
文責:「哲学カフェ」 担当 川部拓哉
※昨年度後半より毎回定員を超える申し込みをいただいており、申し込みをお断りさせていただくことが続いております。大変申し訳ございません。現在は当日参加をお断りさせていただいております。参加の際には事前のお申し込みをお願いします。
また、申し込み後にもし当日都合が悪くなり、事前に参加できないことがわかる際には、その旨お電話いただけますと大変有難いです。
多くの方にご参加いただくためにも、ご協力をお願いいたします。










