山形市市民活動支援センター主催
「NPO勉強会~NPO法人設立編~」を開催しました

 令和8年6月27日(土)に、NPO法人の設立を具体的に考えている、もしくは将来的に設立を検討しているという方などを対象にした勉強会を開催しました。
 今回は、5名の方にご参加いただきました。適切な法人格の選び方や法人の運営資金などについての事前質問をいただいていたため、社会貢献活動をする上でその法人格を取得するべきかNPO法人とその他法人とを比較しながら法人格の概論についてお話させていただきました。

 

 今回の勉強会は、当センターで開催しているNPO講座の一環として、社会貢献活動の促進を目的とした非営利法人の解説と、法人格取得の手順を学ぶために企画したものです。参加者の多くが「自分の活動を法人化すべきか、どのような組織形態が適しているか」を知りたいという状況だったため、講座では法人設立に必要な基礎知識や心構えを中心に説明しました。特に、法人化とは切っても切り離せない「設立コストや税金、運営資金」などのお金に関する話にも言及。NPOであっても法人化は「起業」と同じであり、法人としての法的責任は営利企業もNPO法人も変わらないという点をお伝えしました。

 質疑応答では、「助成金や補助金を獲得するには銀行口座が必要で、そのためには法人格が必須ではないか?」という質問をいただきました。たしかに法人格を取得すれば、団体名義での銀行口座の開設がスムーズになります。しかし、任意団体であっても、①独自の規約(定款)の制定、②総会の開催と議事録の作成、③透明性のある団体会計と会計監査という「3つの機能」と「活動実績」さえ揃っていれば、団体名義の口座を開設することは可能です。そのため、どのような組織形態が最適解であるかは、団体の規模や活動内容によって異なり、一概には言えません。もし将来的に法人を設立される際には、本講座でお伝えした内容を参考に、ご自身の活動に最も即した組織形態を選択していただければ幸いです。

 今後も定期的に「ふらっとNPO教室」や「NPO勉強会 ~NPO入門編~」の開催を予定しています。興味・関心のある方はぜひお申込みください。

文責:「NPO勉強会~NPO法人設立編~」 担当 田中辰典