だがしや楽校パステル倶楽部「パステル画を描いてみよう」を受講して
実習生 井上湧介
令和8年7月15日、霞城セントラル23階山形市市民活動支援センター高度情報会議室を会場に行われたパステル講座に参加しました。パステル画とは顔料と少量の接着剤を練り固めたパステルという画材を使い、紙やキャンバスに色をのせる絵画技法で、滑らかなグラデーションや柔らかい質感を表現できるのが特徴です。講座には5歳の子どもから70代の方まで合計24名の幅広い年代の方々が参加していました。
今回の講座では6色のパステル、綿(わた)、綿棒、ステンシル、練り消し、消しゴム、マスキングテープを使って3枚のパステル画を制作しました。最初に3色のパステルで虹を描きます。まずは黄色のパステルを綿(わた)にとってはがきになじませます。同じ手順でピンク色、青色も同様に行い、それぞれの色をはがきに付けた後、異なる色同士を重ねることで別の色に変化し、また力の加減により、色の強弱やグラデーションを表すことができます。参加者の全員が同じ3色のパステルをつかっていても、それぞれが異なる表情の作品になっていました。この次に描いた海と金魚の絵は練り消しや消しゴム、綿棒などを使い雲や水滴などを表現したり、色の強弱をつけることで奥行きが表れ、これにより夏の風景を表現していました。講座の参加者に話を聞いたところ、親子で参加した方は「市報を通じてこの活動を知り参加しました。絵を描くことにあまり自信はありませんでしたが上手にかけたのでとても満足です。」という声や、他の参加者は、「技能を使った作業をする機会があまりなかったのでこの講座に参加し、脳トレにもなったように感じます。」という声を聞かせてくれました。
今回の講座で3枚のパステル画を描きました。作品が出来上がった後はほかの人の作品を鑑賞しましたが、人それぞれの表現や工夫が作品ごとにされており、パステル画には無数の可能性を感じました。だがしや楽校パステル倶楽部を主催している講師の芦野さんに取材した際に、パステル講座を続ける理由ややりがいを訊ねたところ、「みんなにパステル画というものを知ってもらいたいです。パステル画は絵を描くことが苦手な人も含めたほとんどの人が簡単に描けるからこそ、上手に描けた時の満足している姿や喜んでいる声が聴けることがうれしくて続けられています。パステルを体験した多くの人は自分で描いたパステル画に感動します、『自分でも描けると』。自己再発見とでも言うのでしょうか、うまく表現できませんが、そんな想いを体験してもらう姿を見て私も楽しませてもらっています。」とおっしゃっており、まさに自分もその通りだと感じました。また、パステル講座のアンケートが高評価な理由もパステル倶楽部の人達が参加者一人一人に丁寧に教えているところが満足する理由だと感じました。現在不安に感じていることとして芦野さんは物価高でパステル画の材料費が上がり参加料を上げざるを得なくなってしまったこととおっしゃっていましたが、それでも毎回満員に近い人数が参加しているとのことです。
パステル画を通して芸術という分野を改めて学び、絵を描くことの楽しさを知ることができました。皆さんもぜひパステル倶楽部の主催するパステル講座に足を運んでみてください。誰でも楽しむことができ、きっと良い体験ができると思います。
(画像は井上さんが作成したパステル画です。)











