2015年6月20日(土)、「第2回きいてあるいて市民活動はじめの一歩講座~てくてく柏倉あるき~」を開催しました。
この講座は、山形市で活躍している市民活動団体の皆さんから活動のお話を聴きながら、一緒に活動の現場を歩いたり、体験したりするものです。今回で2回目の開催です。
9時30分に西山形コミュニティセンターに集合していただき、講座スタート。今回講師を務めてくださったのは、山形市西部にある柏倉地区の活性化を行っている柏倉にぎわいづくりネットワークの代表高橋勝志さんです。
まずは、にぎわいづくりネットワークがこれまで行ってきた、小正月のおさいとう「いわいいわい」に合わせて開催したぼんぼりまつり、里山の竹を活用した伐採体験や流しそうめん、柏倉地区で収穫した柿をまちなかの景観づくりに活かす干し柿つくり隊などをご紹介いただきました。時には大学生を、時には地域のおばあちゃんたちを巻き込んで、楽しく活動している様子をご紹介いただき、興味を持った参加者からは質問も出ていました。
その後は活動の現場である柏倉地区内をゆっくり散策。西山形小学校から大門坂を通り、柏倉八幡神社へ。ぼんぼりまつりの会場としている場所で、地域の方々が集まる重要な場所とのこと。さらに西へ登ると、道沿いの小川に梅花藻を観察することができました。梅花藻は、水温14度前後の清流にしか生育しない水中花で、市内でも生育している場所は少なくなってきています。周辺にお住まいの方は、生垣をきちんと手入れしており、地域で大切にする心遣いを感じました。
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途中、講師の高橋さんや参加者の方同士で自由にお話し、和やかな雰囲気の中、様々な発見をすることができました。参加者の方からは、「同じ市内でまったく違う町並を目のあたりにして大変感動した」、「昔のこと懐かしく思い出した」といった感想をいただきました。ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!
次回の開催を企画中です。皆さんも地域について新たな発見ができる機会にぜひ参加してみませんか?ご参加お待ちしています。