平成30年12月1日(土)に、2018やまがたNPOウィークの一環として「子ども食堂って?」を開催しました。

今回は、20代から60代まで幅広い年代の方々、27人にご参加いただきました。参加の主な理由は、「子ども食堂に関心があった」、「山形でもやっていることがわかったので聞いてみようと思った」、「子どもが小さい時にあればよかった」、「県内の子ども食堂の現状を知りたかった」ということでした。

山形市内とその近郊の5つの団体が、子ども食堂の活動の様子を発表しました。参加された方たちは熱心にメモを取っています。部屋の片隅には各団体のリーフレットやチラシが並べられています。その後は質問や交流の時間です。各グループごとに活発な話し合いが行われました。資金はどうしているのか、スタッフはどんな人がやっているのか、どんな子どもが何人くらい来るのか、課題や成果はどんな事が挙げられるかなど、ワイワイ話しながら進めていきました。

参加されたみなさんからは、「他の団体の運営の様子がわかってよかった」、「子ども食堂に関わっているボランティアの学生さんの話も聞いてみたい」、「子ども食堂の立ち上げに関する講座があるといい」、「2回めを企画してほしい」、「今日は参加していない他の団体の様子も聞いてみたい」などの感想が寄せられました。

こどもの貧困(経済、経験、つながり)が山形でも地域課題として捉えられる中、その課題解決のための一歩を、市民活動というツールを使って取り組める可能性を感じた時間になりました。

事例発表いただいた団体の方、参加してくださった方、ありがとうございました。

文責:2018やまがたNPOウィーク「子ども食堂って?」 担当 有川富二子