令和2年10月21日(水)に、「SDGs(持続可能な開発目標)」に関心を寄せる方々を対象に「SDGsミーティング」を開催しました。
来年3月までに月1回での開催を予定しており、その第1回目となる今回は、山形大学理学部教授の栗山恭直氏、リコージャパン株式会社山形支社地域創生推進グループリーダーの佐藤亮敏氏のお二人を迎え、受講者21名に「科学」と「働き方」について話題提供をしていただきました。
栗山教授からは「SDGsと科学」をテーマに、クリーンエネルギーと燃料電池について、そして、これから訪れる水素社会ついて、水素の発生と燃焼の実験も交えながら話題提供をしていただきました。国内での先進事例も紹介していただき、参加者は「科学×SDGs」が私たちの生活に身近なものであると感じた様でした。
佐藤リーダーからは「SDGs時代の働き方」をテーマに、SDGsのゴール達成を目指してリコーグループが掲げている重要社会課題の中から、今回は「“はたらく”の変革」に焦点を絞り、社内での人事制度、オフィスのペーパーレス化、テレワークとオフィス内のレイアウトも含めたワークスタイルの変革について、それらを実践しての社員の様子の変化も交えながら話題提供をしていただきました。
今回の質疑応答は付箋紙を用いて行いましたが、ゲストのお二人には多くの質問が寄せられたことからも、参加者の「SDGs」「科学」「働き方」への関心度が高まった様子が見受けられました。
参加者アンケートは満足度がとても高く、SDGsを科学の側面から見ることへの発見や、働き方の自社との比較などについての感想や、SDGsをテーマとしたセミナーの継続開催を望む声が寄せられました。
次回は11月18日(水)18時から、講師に認定NPO法人IVY理事の阿部眞理子氏を迎えてワークショップを開催します。興味・関心をお持ちの方はぜひご参加ください。
*詳しくは下記URLからご覧ください
https://www.yamagata-npo.jp/event/21208
文責:「SDGsミーティング@山形市市民活動支援センター」担当 黒木伸悟