令和6年10月18日(金)、「お花のインテリア 秋のタペストリー作り講座」を開催しました。

 

(公社)日本フラワーデザイナー協会から佐藤さん、杉山さんのお二人を講師にお招きして、10月18日午後6時から山形市市民活動支援センターの高度情報会議室を会場に「お花のインテリア 秋のタペストリー作り講座」を開催しました。

当日は総勢28名と、たくさんの方に参加いただきました。夜の開催ということで、お仕事帰りの方なども多数いらっしゃったようです。

 

 まずは今回作成する素材を参加者の皆さんに選んでもらいました。タペストリーの材料となるリボンとドライフラワーのセットを選ぶのですが、天然の素材なので同じものは一つもありません。皆さんそれぞれ中身を吟味しながら選んでいたようです。

製作に入る前に素材をタペストリーの台紙となる麻の生地に貼り付けるための接着剤の使いかたの説明から始まりました。今回使った接着剤はフラワーアレンジメント専用の接着剤で取扱いがなかなか難しく、その使いかたの加減が上手なタペストリーを作れるかの鍵となっていたようです。

 さて、いよいよ実際にタペストリー作りの開始です。まずは生地の上下を折り返してタペストリーの基本の形を作った後、そこにリボンを貼り付けていきます。最初に真ん中に1本、それから左右に1本ずつ。皆さん真剣な表情でリボンの位置や長さを調整していました。一発で位置を決められる人もいればちょっとずつ位置をずらしていく人もいて、それぞれの個性が垣間見えるようでした。

これをタペストリーのベースに、今度はその上にドライフラワーを貼り付けていきます。天然の素材なのでそれぞれの花の茎の長さがまちまちだったり、思ったような形にならなかったりで苦労しながら、講師の先生の指導のもと、少しずつタペストリーは華やかなものになっていきました。

1時間ほどの製作時間でタペストリーは完成。隣の席の人と互いの作品を見せ合ったり、宙にかざして自分の作品の出来栄えを確認したりしていました。なかには最後まで粘って製作に取り組んでいた方もいました。皆それぞれ満足そうに自分の作品に見入っていました。

 

 最後に講師の先生からのサプライズとして、10月生まれの方2名に先生方の作品をプレゼント。和やかで華やいだ雰囲気の中、今回の講座は終了となりました。

今回協力いただいた(公社)日本フラワーデザイナー協会は各地の花に関するイベントや公民館などでの講座も開催しています。ぜひお近くで開催の際には参加してみてはいかがでしょうか。

(文責:講座担当 川部拓哉)