山形市市民活動支援センター主催
「第1回 ふらっとカフェ」を開催しました

 令和8年6月10日(水)に「第1回ふらっとカフェ」を開催しました。
これまで長い間「哲学カフェ」の名称で親しまれてきましたが、名称を変えリニューアルしました。開催スタイルに大きな変更はありませんが、私たちが暮らす身近な「地域」や「社会」における様々な事柄について、少しずつ盛り込んでいきたいと考えています。“ふらっと”来て、ざっくばらんに皆様で語り合える場となれば幸いです。

リニューアルした初回のテーマは「いい社会ってなに?」。15人の方にご参加いただき、約2時間にわたりテーマについて語り合いました。

 まずは恒例の自己紹介からスタート。それぞれ今回のテーマである「今の社会のいいところ(悪いところも含め)」について、一言ずつ話してもらいました。

 今の社会には満足している方が多く、「安心・安全な暮らし」「平和」、「インターネットが進歩し調べものが楽になった」、などの理由が挙げられました。また、変わったところでは「初の女性総理の誕生」を挙げた方や、似たような理由で、最近話題になることが多い「ダイバーシティ(多様性)」や「共生」社会が進んだことなども語られました。「小学生のランドセルの色が自由。女子が青色を選んでも不自然ではなくなった」というお話を聞いて、昔の「男子は黒、女子は赤」の時代から、社会における多様性が進んだことに共感している方も多かったと思います。

 また前半では、最も身近な地域である「山形の良さ(悪いところも含め)」についても話していただきました。「災害が少ない」「人が優しい」「食べ物がおいしい」「文化レベルが高い」と様々な理由で、山形が大好きという意見が大半でした。その中でも、山形は「ちょうど良い田舎」のイメージで、人柄は良いけど、お節介な人は少なく「無関心なのが逆に良い」といった意見が印象に残りました。

 後半では、「理想の社会とは?」について意見を交わし、さらに議論を深めました。
この問いについては、「弱者にやさしい」「差別やイジメがない」「お互いを否定しない」など、「思いやりのある社会」を挙げる方が多かったように思います。前半でも話題になりましたが、現代社会は様々な考えを持つ人で成り立っており、ストレスなく人間関係を維持するには、多様性や個性をお互いに認め合うことは必須なのかもしれません。
 また、人間関係の土台とも言うべき、対話やコミュニケーションの重要性も語られました。最近では電話をしても「AIの自動音声で味気ない」といった嘆きの声が聞かれました。対話の機会が減りコミュニケーション不足を感じている人も多いようです。

 今回はうれしいニュースもありました。仕事の転勤で最近山形に来たという方が初参加されました。「山形のことをもっと知りたい」「地元の人と話がしてみたい」との思いで参加したそうです。参加の動機は様々だと思いますが、気軽に“ふらっと”対話を楽しみ、地域のことを知る機会になってほしいと願っています。

次回は7月8日(水)開催予定です。テーマは「昔と今の幸福度」
昭和、平成、令和と時代が移り変わり、人々の暮らしも大きく変化しました。家電の発達やインターネットの普及など、私達の生活もかつてないほど便利になりました。では、その便利さに比例して私たちの幸福度も高まったのでしょうか。昔と今を比べて、「幸せとは何か?」「豊かさとは何か?」について、皆さんと一緒に考えたいと思います。ぜひご参加ください。
 
文責:「ふらっとカフェ」 担当 結城 健司