特定非営利活動法人 生涯スポーツ振興会(アプルス)

2011年4月1日よりアプルス新クラブハウスがオープン!

 山形市南二番町に特定非営利活動法人生涯スポーツ振興会(アプルス)の新クラブハウスが完成し、 平成23年4月1日にオープンしました。新クラブハウスにおじゃまして、事務局長の須貝美奈子さんにお話をうかがってきました。

 特定非営利活動法人生涯スポーツ振興会(アプルス)は、「子供からお年寄りまで、健康の増進を図るための生活スポーツを進めるとともに地域、スポーツ文化の発展に寄与すること」を目的として活動しています。今年で会の活動は34年目を迎え、スポーツクラブを地域者自身で実践し地域のコミュニティの役割も担う”総合型地域スポーツクラブ”として実績を積んでこられました。平成18年に文部科学省から『優良スポーツ団体』として表彰を受けています。

 アプルスが実施しているスポーツ教室は、ゴルフやスキー、卓球、テニス、また、女性向けのピラティスやヨーガ、トランポリンビクスなどの種目があり、子どもからお年寄りまで様々な年代の方が参加できるプログラムになっています。

 中でも、自然が豊かな山形だからこそのプログラム、ウォーキングやトレッキングなどのアウトドアのクラブが人気です。気軽に散歩気分で行うウォーキングや、山小屋に泊まって縦走する山歩きなど、難易度や挑戦する山を選択でき、初心者の方でも自分のレベルに合わせて安心して参加できるそうです。

 今回、オープンしたクラブハウスは “子どもたちの宝石箱”というイメージで設計されました。 一階は事務所、多目的ホール、カフェ、会議室、2階には、アリーナとプレイルームがあります。子どもたちが安心して過ごすことができる様々な工夫がされており、転んでも痛くない床板になっていたり、窓の形が丸くなっていたり、館内全てが子どもたちの遊び場のようでした。


<アリーナには、子どもたちでも挑戦できるフリークライミングの壁が設置されています>

 新たにカフェも設置されました。地域の方や利用者の方のちょっとした寄り道の場所や人々が集うイベントの場所などとして、憩いの場所となるよう活用していかれるそうです。

 またアプルスでは、小学1~3年生を対象に学童保育サービス「こどもクラブ」を開始しました。現在は15名の子どもたちが利用しており、体操をする時間やアリーナで遊ぶ時間など、子どもたちが体を動かす時間を積極的に取り入れ、独自のプログラムを行っています。20時までの長時間預かりを行うこと、小学校からの送迎を行うことなど、利用する方が便利なサービスも用意されています。

 昨年度までは、シニアの方や子どもたちの利用が多かったそうですが、現在は、主婦の方や子育て中のお母さんの利用が増えているそうです。新施設ができたことで、教室の場所と時間が確定された事から、より安定的に定期的に活動できるようになり、提供できるスポーツ教室の枠も拡がったそうです。

 「 この新施設を”スポーツ公民館”のような場所にしていきたいと思っています。地域のお年寄りの方の健康維持や子どもたちのスポーツ推進の場所として、気軽に集える場所を目指しています。より多くの地域の方に気軽に来館いただけるように様々な取り組みをしていきます。」と事務局長の須貝美奈子さんが話してくださいました。

 スポーツや運動を通して、お年寄りも子どもたちも若い世代も集い交流し合える場所になっていると感じました。チャリティー音楽会や親子スポーツ教室など、どなたでも気軽に参加できるイベントも開催しているそうですので、ぜひアプルスのホームページをご覧ください!

特定非営利活動法人生涯スポーツ振興会(アプルス)
■住所 山形県山形市南二番町8-3 
■TEL/023-631-1147 FAX/023-631-1214
■ホームページ http://www.apls.gr.jp/