特定非営利活動法人美しいやまがた森林活動支援センター主催
第17回大森林祭におじゃましてきました!
特定非営利活動法人美しいやまがた森林活動支援センター
令和7年4月20日(日)南陽市萩の吉野森林交流センターで第17回大森林祭が開催されました。主催は、特定非営利活動法人美しいやまがた森林活動支援センターで、多くの共催団体・協力団体の方々が集まりました。10時からの開会セレモニー終了後は、参加者が思い思いに、野外での案内人と歩くもりもり散策会(3コースあり)や、公民館の中での体験と交流の広場に参加していました。
公民館の中での体験と交流の広場のドパスアートコーナーでは、土から作ったパステルで絵を描いていました。けん玉スパイクのけん玉教室もありました。公民館の外ではカフェや豚汁、笹巻、玉コン、どんどん焼き、レモネードスタンドなどが賑やかに出店し、美味しそうな香りが会場いっぱいに漂っていました。
私は、案内人と歩くもりもり散策会の中の、Cコース「吉野公園で楽しむ桜とネイチャーゲーム」に参加してきました。参加申し込みのあった3家族と、ボランティアの高校生3人と案内人の総勢16人です。5歳のお子さんからシニア層の方まで様々な年代の方の参加がありました。
吉野公園を出発し案内人を先頭に15分くらい歩いて吉野公園に到着です。歩きながらも周囲の草花の観察をしたり鳥の声に耳を澄ましたりしました。福寿草や水仙の可憐な花が咲いています。公園の桜は残念ながらまだつぼみの状態で、早咲きの桜が4本くらいあるだけでしたが、5つのネイチャーゲームを実践して、普段は何気なく見落としがちな自然の美しさや不思議さに触れることができました。ボランティアで参加していた高校生が不思議なオレンジ色の樹液のカビを発見し、すぐスマホで調べて参加者みんなに共有してくれたことも驚きでした。
天気予報は午後から雨だったので心配されましたが、なんとか雨の影響もなく終えることができました。公園で目を閉じて聴こえてくる音の種類を数える「音いくつ」という活動では、参加したお子さんたちは、普段はあまり気にも留めなかった風の音や鳥の鳴き声、遠くを走る車の音などを意識して聞いたことで、自然に対する感覚がとても敏感になったようです。家に帰ってからもやってみたいと話してくれました。
今回の大森林祭は、山形バリアフリー観光ツアーセンターの協力を受けて、視覚や聴覚、発達など各人に合わせた案内やサポート体制が充実しており、足腰の不安な方向けに次世代型電動モビリティWHILLの貸出しもありました。誰もが楽しめるお祭りという印象が強く残りました。新緑の中の自然いっぱいの里山公園で、思いっきり家族で触れ合ったり、自然を体験することができたりして、森林と環境を学ぶ体験イベントとなりました。
■お問い合わせ先
特定非営利活動法人美しいやまがた森林活動支援センター
電話 080-5575-1561
http://www2.jan.ne.jp/~moridon/