特定非営利活動法人 Yamagata1コンソーシアム
~山形の魅力を全国へ情報発信~

特定非営利活動法人yamagata1コンソーシアムは地域の情報環境活性化の支援をおこなっているNPO法人。市民団体・自治体・企業のパートナーシップにより、地域の情報環境改善活動に取り組むための活動を展開しています。県内の情報環境の整備や支援の必要性を感じた「山形県地域情報サイトyamagata1」の運営委員有志が、情報の活性化やアーカイブス(情報の蓄積)の支援や活動を展開するためにyamagata1コンソーシアムを設立しました。

平成14年に山形県が地域情報化の推進を目指し、開設した山形の地域総合サイト「Yamagata1」を平成17年より引継ぎ、山形県内の地域情報をインターネットで多くの人へ伝えるサイトを運営しています。この山形の地域総合サイト「Yamagata1」は、コミュニティ放送のインターネット版のようなもの、月平均10万ページビューもあり注目されています。
 また映像や画像を駆使したアーカイブスにより、貴重な生活文化の保存をする取り組み、映像記録・技術講習会の開催などもおこなうなど、コミュニティ活動、生活文化、伝統芸能等、魅力ある山形の情報発信を支援しています。

平成21年1月24日25日には、山形ふるさと塾研修事業「映像や写真で地域の文化を記録!ビデオ映像記録・技術講習会」が遊学館で開かれました。
山形ふるさと塾とは、山形県教育委員会、山形ふるさと塾推進協議会が推進している「親から子、子から孫の世代へ、ふるさと山形のよき生活文化や知恵、伝統芸能などを教え合い、学び合うことで、地域の方々自らが、子どもたちに地域の素晴らしい文化等を伝承することによって、地域を元気にする運動」です。
山形の将来を担う子どもたちの「ふるさと山形」に対する理解と愛着を育むことにより、子どもたちの社会力を育成することを大きな目的としています。
yamagata1コンソーシアムは、県内の様々な地域文化伝承活動の映像を配信するインターネットサイト「山形ふるさと塾アーカイブス」事業を、主催する県教育委員会、山形県生涯学習文化財団から受託し、映像撮影や講座講師等、山形ふるさと塾の推進に貢献しています。

今回の講座は、映像記録による地域文化の保存・伝承活動の普及を図るため身近になったビデオカメラを使い、撮影や編集の基礎を学び、実習でいろいろなものを撮影してみるというもの。パソコンへ取り込み、動画編集も指導しました。
参加された方は、ビデオやパソコンに興味を持っている方、趣味で楽しんでいる方など。和やかな雰囲気で講習会を進めてくださったのは理事の伊勢博さん。動きや音声も記録できるビデオカメラの魅力を生かすための数々のアドバイスをわかり易く説明し、映像記録の意義、ビデオ制作手法、映像資料活用方法などを実践的に指導してくださいました。参加者も楽しく、充実した時間となったようでした。
ここで学んだ人たちが、それぞれ興味のある地域の映像記録を多くの人々へ発信することで、地域の生きた姿をたくさんの人に伝えていけるのだろうと感じました。

インターネットが普及していくなかで、地域の魅力ある情報を山形県内外へ発信する。地域の映像記録を残し、地域文化の伝承活動を保存し、地域にいきづいた文化を現在と未来に発信する。「地域の情報発信」を通じて人とのネットワーク、コミュニケーションづくりに取り組んでいるyamagata1コンソーシアム。今後の活動がとても楽しみです。

特定非営利活動法人yamagata1コンソーシアムが運営する
          山形の地域総合サイト「Yamagata1」はこちらからどうぞ。