映画で男女共同参画を考える会(会長 岡崎由美子氏)が主催するファーラの市民企画講座「映画で考える多様な「性」表現と共生社会パート2」に参加してきました。
映画で男女共同参画を考える会は映画鑑賞と制作支援を通じて男女共同参画などの社会問題について幅広く考える場を提供している団体です。今回は社会における多様性をテーマに山形国際ドキュメンタリー映画祭2023でも公式上映された「シン・ごちゃ混ぜこぜ まだ道半ば」を鑑賞しました。終了後、無冠のTO監督を囲んでのアフタートークでは参加者とのさまざまな意見交換がなされました。
作品は自らの意思で多彩な「性」表現を行う人たちにフォーカスをあて、マイノリティの声を丁寧に紡いだドキュメンタリー作品でした。多様性を考えるときに必要なことはまず存在を認知することに他なりません。上映終了後のアフタートークにて監督が「当事者たちが一番嫌なことは、自分たちの存在や意見が無視されることです。」とおっしゃったとおり、ますは知ること、その上で理解をするのかしないのか個々人で考える必要があるということを学びました。
今後の活動として2024年1月13日(土)と14日(日)午後1時から4時に山形国際交流プラザ(山形ビッグウイング)3階山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室にて「コロナ禍、震災…苦難を乗り切る映画の知恵」を開催、無冠のTO監督の別名、岡崎孝監督の4作品が上映されます。上映終了後にはゲストを招いてのトークセッションもあるそうなのでぜひご参加ください。
(文責:田中)
映画で男女共同参画を考える会
お問合せ先
TEL:090-6255-0921(会長 岡崎由美子氏)