明治小学校の子ども達が鮭の稚魚を放流(明治地区桜を親しむ会)

 平成19年3月4日(日)、明治地区桜を親しむ会とユビキタスな癒しの川づくり委員会の主催により、明治地区を流れる立谷川で鮭の稚魚の放流が行われました。




 ここは、灰塚橋の上流の右岸です。天候にも恵まれ、明治小学校の2年生33人とその親御さんたちを含め120名以上の方が参加しました。



  今回放流するのは「シロザケ」という鮭の稚魚です。主催者である、「明治地区桜を親しむ会」と「ユビキタスな癒しの川づくり委員会」が用意しました。この稚魚は、寒河江市にある稚魚の孵化場から運ばれてきたのだそうです。100円で、稚魚が30尾くらい放流できるのだそうです。



  シロザケの稚魚は、約4年くらいで川に戻ってきます。稚魚を放流する子ども達が6年生のときにこの川に帰ってくることになります。川に放流する前に、子ども達一人ひとりが、稚魚たちに向かって話しかけました。
「4年後にこの川に帰って来いよー」
「待ってるからなー!」



  いよいよ稚魚の放流です。この場所での稚魚の放流は、今年が初めてなのだそうです。子ども達は目をキラキラさせながら放流していました。



  稚魚たちが川に飛び出していきます。子ども達は少しづつ、もったいなさそうにしながら放流していました。



  お父さん・お母さんも、放流に加わっています。みなさん子どもの様に楽しんでいました。川の中に入って熱心に子どもの写真を取っている親御さんたちも見られました。



  今回放流された鮭の稚魚は、4年後に立谷川に帰ってくる予定だそうです。ちょうど、子ども達が小学校を卒業する頃になります。明治地区桜を親しむ会では、これまでも、川を綺麗にする活動を続けてきました。今回の活動を通して、稚魚を放流した子ども達だけでなく、大人たちも、ますますこの川に愛着を持つことになるのではないでしょうか。鮭の放流は、川の環境問題を楽しく体感できる活動だと思います。みなさんの近くの川でも、この様な活動に取り組んでみませんか?