東北6姫祭

「義姫の会」

平成29年9月30日(土)、文翔館前庭と議場ホールを会場に『東北6姫祭』が開催され、その様子を取材してきましたのでご紹介します。

『東北6姫祭』は、平成29年度山形市コミュニティファンド公開プレゼンテーション補助事業として認定され、歴史をとおしたまちの魅力づくり、賑わいづくりを目的に開催されました。午前の「お姫様縁日」では、子供から大人まで姫文化を楽しんでもらおうと、ミニお姫様コンテスト、長刀演舞、百人一首、お茶席、お香席を開催。午後のメインイベント「お姫様サミット」では、東北6県から各地で姫PRやイベントを開催している8団体が登場し、戦国時代を力強く生きた魅惑のストーリーを紹介しました。

この日は、すっきりとした青空が広がる良い天気に恵まれ、文翔館の前庭で開催された「義姫de縁日」には、子どもから大人まで多くの方が来場し、にぎわっていました。

「ミニお姫様コンテスト」には、小学生11名が参加し、着物姿や歌を披露し自己PRしていましたが、そのお姫様のようにかわいらしい姿に会場には笑顔があふれ、和やかな雰囲気に包まれました。

また、山形大学かるた部と第十地区かるた会の皆さんが読手や審判を務め大会運営に協力した「ちはやぶる百人一首ミニ大会」では約30名の子どもたちが対戦を楽しみました。普段あまり見ることができない百人一首の迫力ある対戦に、来場者の皆さんは見入っていました。

やまがたなぎなたクラブのメンバーによる演舞も行われ、子どもたちの凛々しい姿に拍手が送られていました。

会場の一角に用意された野点のお茶席やお香体験の会場では、お友達同士やご家族で戦国時代の姫文化を楽しんでいました。

午後からは、文翔館議場ホールで東北六県の8人の姫について語る「お姫様サミット」が開催されました。東北六県の戦国時代のお姫様についての関係者が集まる機会は初めてで、8人の姫が当時をしのばせる着物姿で登場しました。

コーディネーターは、郷土史研究家の片桐繁雄さんが務め、山形からは義(よし)姫・駒(こま)姫、福島からは愛(めご)姫、宮城からは五郎八(いろは)姫・牟宇(むう)姫、秋田からは、田(でん)姫、岩手からは清心尼(せいしんに)、青森からは満天(まて)姫と、それぞれの姫にちなんだイベント、町づくり、賑わいづくりをしている団体が参加しました。姫の来歴やエピソード、お姫様に関する町の魅力発信の取り組みなどが紹介されました。会場の皆さんは熱心に聞き入っていました。

「義姫の会」は、山形の姫・義姫を紹介し、山形城主・最上義光の妹としての生い立ちや、息子の伊達政宗氏と兄の最上氏の間に戦いが起きた時には、自ら戦場に赴き戦をとめた逸話などが語られました。
戦国武将のエピソードはよく聞きますが、戦国時代を生き抜いた女性たちの話はなかなか聞くことがないのではないでしょうか。このイベントでは、東北のお姫様の魅力、戦国時代の文化の魅力や、それぞれの姫が過ごした地域の新たな魅力も知る機会になったのではないかと思いました。
こうして、地域を超え交流し、そして互いの情報を交換し合うことで、新たな歴史資源を活用した地域づくりに繋がるのではないかと期待しています。「義姫の会」の皆さん、ありがとうございました!

■お問い合わせ先
「義姫の会」
代表 諏訪洋子
TEL:070-6613-1114