令和8年5月31日に「山形霞城会 水野元宣に集う」が主催した講演会「水野三郎右衛門元宣」に参加してきました。今回は水野元宣が命を落とした地・長源寺を会場に木原邦彦さんを講師に迎え開催しています。

 

 戊辰戦争という時代の大きなうねりの中でお金も武器も兵力も乏しい山形藩がいかにして大きな戦火から逃れることができたのか。その成果の裏には藩主が不在の中、26歳という若さで外交・軍事を指揮した水野元宣の活躍なしには語れないことなど、市内で様々な観光ガイドを歴任されている木原さんならではの軽妙な語り口で幕末の山形について話を聞くことができました。

 

 今回の話の中で強く印象に残ったことは、藩の責任を一人で背負い、武士としては不名誉とも言える処刑を甘んじて受け入れた水野元宣のリーダーとしての姿勢です。個人としてはなんの自己弁護も言い訳もせず、山形藩の人たちへの寛容な処分を求めるその姿は組織の長として学ぶことが多いのではないでしょうか。

「山形霞城会 水野元宣に集う」は幕末から明治維新にかけて山形藩の首席家老だった水野三郎右衛門元宣を中心に、郷土の歴史を掘り下げていくことを目的に設立された団体です。山形の郷土史についてのさまざまなイベントを企画しているので興味があればぜひ参加してみてください。(文責:田中)

問い合わせ先/山形霞城会 水野元宣に集う
TEL:023-643-7933
Email:sabu55moto@gmail.com