歌あそびの会

トーンチャイムの新曲を披露しました!

 「歌あそびの会」は、市内の老人施設や保育園、子育て支援センターなどで、リトミックと呼ばれる指あそび、手遊び、リズム遊び、またペープサートや絵コンテを使った物語やゲームなどを行い、レクリエーションの時間を提供しているボランティア団体です。

2014年4月11日(金)に登録団体である「歌あそびの会」の皆さんが、山形市吉原にある『なごみの里』にてトーンチャイムの新曲を披露するということで、取材してきました。

この日、活動を行ったのは、9名のメンバーの皆さん。訪問した『なごみの里』は、「歌あそびの会」が定期的に訪問している施設の一つです。手と手を合わせて利用者の方と触れ合いながら童謡で歌あそびを行ったり、手づくりの野菜のマスコットやペープサートを使った手遊びを提供したりしました。この日も利用者の皆さんから笑顔があふれ、和やかな時間を過ごしている様子でした。




そして、新しいプログラムであるトーンチャイムの演奏が始まりました。


トーンチャイムは、手軽に演奏することができるハンドベルタイプの楽器で、アルミ合金製のパイプをたたいて共鳴させて音を奏でます。やわらかいきれいな音色が出るので、多くの方に親しまれているそうです。

こちらがトーンチャイム。


トーンチャイムは、一人では全ての音色を出すことができないので、一人が複数の音を担当し、全員の音色と合わせてひとつの曲を作ります。見事な団結力にリズム感がマッチした素晴らしい演奏を披露し、会場の皆さんから大きな拍手をいただいていました。

 この日演奏したのは、「エーデルワイス」と「赤い河の谷間」という曲。とても綺麗なやさしい音色で、いくつもの音色が重なりきれいなハーモニーを奏でていました。訪問先で美しい音色に涙を流していらっしゃる方もいるそうです。

今回演奏したトーンチャイムは、今まで以上に楽しい和やかな時間を提供し”笑顔の輪”を広めていくために「公益財団法人 大同生命厚生事業団シニアボランティア活動助成」と「公益財団法人みずほ教育福祉財団 第31回(平成26年度)老後を豊かにするボランティア活動資金」に応募し、購入した楽器です。獲得おめでとうございます!昨年10月に購入してから、一生懸命何度も練習を重ね、12月のクリスマスには「聖夜」の演奏を初披露し、大変喜ばれたそうです。

代表の海谷さんにお話をうかがったところ、「仲間とみんなで作り上げるというのは楽しいです。他にも様々な曲を演奏できるようにこれからも練習していきます」と話してくださいました。
訪問先の皆さんを笑顔にすることはもちろん、 自分たちも楽しく笑顔で活動することを大切にしている歌あそびの会の皆さん。今後、演奏する曲目も増やし、他の施設でもより多くの方に楽しく和やかな時間を提供していかれることと思います。皆さんも、「歌あそびの会」の皆さんの活動を応援してあげてください!

■お問い合わせ先
歌あそびの会
代表 海谷修子