災害に強い地域づくりを考える会の定期研修会を取材して

10月28日に市民活動支援センターの
高度情報会議室で災害に強い地域づくりを考える会の定期研修会が開かれましたので、様子を拝見させていただきました。この会は「安全で安心して生活できる災害に強い強靭な地域づくりに寄与する。そのために正しく知って、正しく恐れる」と言った事を目的にして活動している団体です。

今回は、三辻和弥山形大学教授を迎えて「地震動と地盤の振動特性」と題した講義のあと、災害に強い地域づくりを考える会会長の近野さんが「地震動と被害 ―建物の構造設計の基本的な考え方―」と題して講義を行うものでした。参加者は16名、山形市だけではなく仙台、鶴岡、名取、東根、寒河江の各市からの参加もあります。

この定期研修会は「公益信託荘内銀行ふるさと創造基金」の助成を受けて開催されており会員以外の方も参加できますが、内容は専門的でまるで大学の講義を聴講しているかのようでした。

国交省の職員としての多くの経験をもとに説明する近野さんの話は、「なるほど、そうなんだ」と具体的にイメージできる内容になっていました。その中で印象に残ったのが「命を守るための壊れる設計」の話です。車が「壊れることで命を守る」設計になっていることは知っていましたが、建物も同じ考え方であるということは知りませんでした。
専門的で難しい内容ですが、「正しく知って、正しく恐れる」ためにたまに参加されるのもいいのではないでしょうか。