「第2回山形心体表現の会La・シヴァダンス公演」が開催されました!

山形心体表現の会

平成29年2月26日(日)、14時から、山形市中央公民館ホールで、「第2回山形心体表現の会La・シヴァダンス公演」が開催されました。取材に伺ってきましたので、当日の様子をご紹介します。

山形心体表現の会は、ダンスパフォーマンスを通して、障がいのあるなしに関わらず、一人ひとりの多様性と、「ここに在ること」を大切にしたいという想いで、平成18年に活動を開始しました。平成23年に第1回公演を行い、元気あふれるパフォーマンスを行い来場された観客のみなさんを楽しませました。

第2回公演となる今回も、この公演を楽しみにしていたたくさんの方で会場が大変賑わっていました。

第1部は、NPO法人みやぎダンスの皆さんの公演が行われ、「わたしとわたしのイエイエ」というテーマで、一人ひとり個性溢れるダンスを行いました。カラフルなかわいらしい衣装を纏い、元気でエネルギッシュなダンスを披露しました。

第2部は、山形心体表現の会 La・シヴァのダンスパフォーマンスが披露されました。テーマは、「その先の向こうへ」です。出演したのは、18名の皆さんです。体全体で、喜びや怒りなどを表現し、感情が伝わるパフォーマンスを行いました。また、障がいのあるメンバーもないメンバーも、大きなステージでいきいきと自分を表現する姿を見て、観客の皆さんは、大きな拍手を送っていました。

代表の渡邉京子さんは、「第1回公演の時より、メンバーの皆の集中力が高く成長しました。また、観客の皆さんがあたたかく、会場と一体になることができたと思います」と話してくださいました。

出演したメンバーの皆さんは、この公演のために、昨年10月から、毎週日曜日10時~16時まで、練習を積んできたそうです。公演テーマの「その先の向こうへ」を目標とし、いつもよりも少しでも前へ手を伸ばすイメージを大切にして、稽古を積んだそうです。また、音響や照明の演出は、プロの方が参加しており、迫力ある本格的な舞台が作り上げられていました。

公演終了後の出演者全員で観客の皆さんを見送る際、観客の皆さんが「感動したよ」「よく頑張ったね」と声を掛けて、パフォーマンスを行った皆さんを称えていました。
ステージでのパフォーマンスを楽しんでいる姿を見ていて、私も元気をいただいた公演でした。また、緊張しながらも精一杯力強く踊る姿が印象的で、観客の皆さんの心に響く公演だったと思います。
次の目標は、宮城県でみやぎダンスの皆さんとダンスを行うことだそうです。これからも様々なステージで、ぜひ市民の皆さんを楽しませてほしいと思いました。
山形心体表現の会は、とっておきの音楽祭などのイベントへ参加する他に、月に1~2回定期的に、ワークショップを行っており、経験を問わず、会員を募集しています。ダンスを楽しみたい方、からだを思いっきり動かしたい方、興味のある方は代表の渡邉さんにお問い合わせください。

■お問い合わせ先
山形心体表現の会(代表 渡邉京子)
TEL:080-5575-7858